「永遠の片思い」
WRITTEN BY K・Y
「私、彼と結婚することになりました」
私にはその言葉に唖然とし、思考が止まった。
彼女にとっては私が担当教官でほかにも色々世話になっている
から報告ぐらいはしておかなくてはいう気持ちだったのだろう。
だが私にしてみてはそれは...それは...(号泣)
初めて彼女が私の研究室に来たときからだった。
あの美貌に頭脳、私は年甲斐もなく恋してしまったのだ。
しかし、私には教員と学生の壁を越える勇気がなかった。
悶々としている間に、ふと現れた奴が急速に彼女に接近し、
いつの間にかこういう状態になってしまった。
元から「あいつ」は彼女の才能と人脈がほしかっただけだという
風評が流れていたが、彼女が奴を愛しているのだがらどうこう
いっても無駄だった。
それからしばらくして彼女と奴は私の前から姿を消した。
そう、あのセカンドインパクトの直後の南極調査までは..
.
奴はあの災難を生き延びていた、私はさりげなく彼女のことも
聞いた。生きているという言葉を聞き私は内心うれしかった。
南極調査後、私はセカンドインパクトの真相を探り当てることに
成功した。やはり奴とそのバックが関係していたのだ。
私は奴と直接対決することにして、奴の居場所を探り当てた。
あそこで私は恐ろしい物をみせられた。だがそれは禁じられた
果実の雰囲気と、研究対象としての魅力もっていた。結局私は
奴の提案を受け入れ、教授の職をなげうち組織に入った。
奴の近くいれば彼女にまたあえるに違いないと思わなかったと
いえば嘘だ。
そしてあの事故だ、あれ以来奴は変わってしまった。
私にしても彼女が取り込まれてしまったことに...
奴は「人類補完計画」をゼーレに提案した。いかにもあの老人
たちが喜びそうな計画だった。しかし、私と奴には別の思惑が
あった。真の目的はそう、彼女の再生、復活なのだ。
世界がどうなろうと知ったことではない、彼女を再びこの世に
呼び戻すことさえできたらそれでいいのだ。
今、私に現場の指揮を任せ碇がレイの元に向かっていった。
いよいよ「その時」がくるのだ。
それまでは私もゼーレに殺される訳にはいかない。
(おわり)
というわけで劇場版公開当日の朝にこんなの書いてどーするやら。
劇場版で話が全然違っていてもまぁご愛敬ということで(^^;
所要時間:約40分(^^;
私のカウンター作品の中にちょっと似たものがありますが、
珠玉の作品ですね。影が薄いのか登場するくせにオンリーSSが少ない冬月も
きっと天国で笑っているでしょう(映画まだ見てないから・・・多分)