「ふたり」
第二話 NERV 解体計画
WRITTEN BY Zephyr&KOUJI
2019年8月
NERV本部
シンジの父、ゲンドウ。彼はいまだに快楽の呪縛から逃れられなかった。
彼が煙草を吸った。火を付ける前にタバコの先を舐め、湿らすと白い粉の載った小皿に先端を付け、まぶす。
「・・・何年も吸ってなかったのにな・・・あの時以来・・か・・・
冬月・・・なぜ逝ってしまったんだ・・・」
と、その時 突然発作がおこった。
「ごほっごほっ・・・うげっ・・・はあはあはあ・・・」
白い粉はダウン系の薬。久しぶりに摂取したせいで、脈が信じられない程早くなっているのがわかる。
彼は・・・・・・・麻薬性薬物中毒【ヤク中】だったのだ。
「私は・・・まだ死ぬ訳にはいかないのだ・・・ジンジを・・・・・・ボロボロに犯すまでは・」
彼を支配していた欲望は強烈になっている。今目の前にいれば、押し倒し犯し抜くほどに。
なぜなら「自分に男としての死」【インポ】が近付いているから・・・
生きているうちにヤリたいこと、ヤリ残したことを終えるまで、自分のナニする人に逢わなくてはならない。
「もうすぐいやと言ってもシンジを犯し尽くす・・・」
しかしそれにはゼーレが黙っていない。
それは組識の望んだ、「シンジ処女喪失」〜汚されて快感〜ホモビデオ発売とは違っていたから
・・・すでに目をつけられている。
「奴等の目的は 人類をホモあるいはヤヲイの状態にすることだ・・・
結局私は自分勝手なのかもしれん・・・地下のダッチハズバンド「リリス」・・・
すべては私のものだ。誰にも穴は貸さない」
持病の糖尿によって立たなくなるまでに、しなくてはならない。
それは碇ゲンドウとして、人間としてしなくてはいけないこと。(嘘)
「そう思っていた報いがこれだ・・・アダムを・・・リリスを・・・他人に使用される前に消滅させる。
結果、サードインパクトを引き起こしても、
白いLCLまみれになるより、私のモノで、使用済みとして破裂させた方が良い。
・・・ダッチの最終形態は「膨らませた」なのだからな・・・ほうっておいてもいつかは萎むかもしれんが」
目がトロ〜ンとしてきた。ようやくキマってきたのだ。口を開けたまま空を見つめる
「しかしそれには3体のエヴァの力が必要だ、たぶん、シンジ達は許してくれまい・・・・・・
レイはLOST、弐号機パイロットは自暴自棄・・・シンクロするかも分からない・・・」
彼、碇 ゲンドウは 心を人に許さない人間だった・・・遙か昔に目薬入りの酒でやられてから・・・
そんな自分を愛してくれた(あるいは玩具にしてくれた)ユイ。
・・・自然と自分もユイに魅せられていった・・・正確にはテクニックに
シンジはそんな自分たちのプレイの結晶だ だから嫌いなわけが無かった。
《恐かった》のだ・・・いつか自分が犯されるのでは・・・
彼、六分儀 ゲンドウは 不器用な人間だった・・・愛撫も舐めるのも駄目。しかも早いし体力もない。
自分のプレイにモノに自信がない・・・
それが転じて自分の息子にも、そういう性癖が移ってしまったのかもしれない
それもユイとの・・・ふたりの絆、ふたりの証だ・・・と、その時。
ビービービービービービービー
ゲンドウはふらつく足で指令塔に向かった。途中何度か壁にぶつかり、青い鳥(幻覚)を見かけた。
「れ、れい報を止めろ・・・何事だ」
あまりろれつが回っていない指令を不審に思いながら、マヤが言った。
「すでにここの殺精子システムは50%も動いていません」
だがゲンドウが報告を理解しているかどうかも妖しいモノだ。ゲンドウの口の端から涎が伝う。
マコトは言った。
「付けてシタことは確か・・・スキン結果出ました バターン レッド・・・ATフィールド(穴)の発生を確認しました」
司令室中の人間が驚いてマコトを見つめる。だがゲンドウは他の世界を見ていた。
「な・・・何だって!ま________まさか!!!!」
「エヴァはケイジにて拘束プレイ中。何ら問題ありません」
「・・・らい一種警戒体制れ、い行しろ」
「何だあの液体は・・・?」
NERVを埋め尽くさんと流れ込む粘体。嫌すぎ。
「ザーメ・・精子!?」
マヤが言った。放送コードを言いかけ、慌てて言い直すがキャラに合わないセリフだと思い、顔を紅くする。
「そんなこと・・・有る分けない・・・だって・・すべてのスキンをしたはずですもの・・・」
全員が沈黙する中ゲンドウは笑みを作っていた。
・・・まるで死神のような無気味な笑いを・・・もはや彼の魂は抜けていた。
マコトが不意に思った。
「(こんな時・・・葛城さんなら飲みきれるだろうか?・・・ウワバミな彼女ならもしや)」
ミサトはすべての男性職員と主従関係をむすび、
すべてハレム状態にしようとしたことや、加持にMとして調教されたことでNERVを解雇され、
またその前に自分から進んで辞めていった。
シンジ達は、やはり緊急時のことを考えられ、いまだNERVに所属することになっていた。
ゲンドウの狙いだが。
(それにいきなり舐めさせたりしたら、隙を見て噛みちぎられる。てなづけなくては・・・)
そう言う事だった。
マヤが不意に思った
「こんな時に先輩ならどうするのかしら・・・あん・・・」
リツコは三年前から姿を見ない。という事は猫のマヤは三年間してない。
リツコに何があったのか、マヤに知る由もない。
ただマヤは独り寂しく自分を慰めるだけだが、ここが司令室であることを忘れている。
男性スタッフの注目の的だ。
三年前。
ゲンドウがレイの体の保持をするため、NERVの
ジオフロント超大深度の人工LCLプラントにきている時、
そこにはリツコがいた。銃を持っている。
「・・・・・・一緒に死んでちょうだい。・・・さっきマギに細工をしておいたの・・・
このボタンを押せば催淫ガスが流れ出す。あなたも私も、皆も、リリスも、・・・レイ、あなたも
乱交よ」
「・・・・・・・・・」
「さあ・・・・・・用意は出来てるわね・・・」
Pi !!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その後長い沈黙が続いた。いや、なぜか笑いがこみ上げてくる。
「なぜ!?・・・母さん、あなたは自分の娘より笑いを選ぶのね・・
たとえ、売れなくても・・プフ・・・フフ・・アハハハハ!!」
「クック・・私の・・・アッハ勝ちのようだ。赤木リツコ博士。フフいや・・・リツコ
おまえは多くの事をアハハハ!!知り過ぎている!!・・・死んでもらハハハ・・・」
いつのまにかゲンドウの手には銃が握られていた。売れない芸人ナヲコの意思を秘めたMAGIの強制お笑いガスによって笑いの止まらない彼の手は激しく震えている。
「ウフフ!そつキャハハ」
「アハ木・・・いやリツコププ!・・・本当に・・・アハハハハ!」
「あなたはハハ・・本当に嘘つキャハハ。ホント最後の最高!!アハハハ!までね・・・・
言葉ではハハハ!!!私の事を『リツコ』何て言ってクク・・・・
心はユイにあハハ!ヒィーヒッヒ!!るのよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もうやめなハハハハ!・・・笑いが止まらない!!!!!苦しい・・・」
「ありがーハッハッハ!!」
笑いながら喋っていたせいで涎は飛ぶわ、鼻水垂れるわ、涙も伝う。体液という体液がでる始末
息を付く暇が無くて、顔が段々どす黒くなっていく。
カチ
バン!!
リツコの体は白いLCLの海に沈んだ・・・・・・・・・
再び、2019年8月。
第二話 前編 完
The Second Story
NERV with dissolution plan
(everybodys in heart AND mind OF dismantle )
第二話 後編 続劇
催笑ガスがようやく消えた。皆チアノーゼ状態からの復活で、荒い息をついている。
「反応は・・・き、消えました!!」
「・・・どういう事だ!?」
スタッフの皆がそういった瞬間。NERV本部の上空に同じ反応が現れた。
「そうか・・帰ってきたのか?お帰り・・・」
そして、MAGIシステムの、上空に、レイが現れた。それは、ゲンドウの前でもある。
「・・・あなたを・・・殺しに来たの・・・」
「戻ってきたのか・・・パトラッシュ」
ゲンドウは昔の愛犬の姿を見ていた。いや、フランダースの犬の世界にイっていた。
レイのこめかみに血管が浮かぶ。
一応防御システムが発動し、レイの周囲を肉塊(国産松坂牛)が囲む。
「・・・くっ・・・無駄無駄ぁ!!URYEEE!!」
その時。
バン!!
シンジが・・・アスカをつれてNERV本部にきた。
それは、アスカと家に住む(同棲)事を言うためであった。
マヤが
「ア・・・ア!ソコイイ!!センパァーイ!!」
と聞こえるか聞こえないかと言うか、イヤでも聞こえるような大声で達する。
男性スタッフには、キマってる指令やガキなど、マヤの絶頂シーンにそれどころではなかった。
「ぜ、全裸!?・・・やらないか綾波?」
「碇君・・・私人前じゃ・・・今度にしましょう
・・・露出プレイは嫌なんじゃなかったの?」
「君は・・・全裸で何を言ってるんだい?」
「・・・そう・・・そうなのね・・・」
自分が全裸であることに気付いた天然ボケ綾波は、慌てて『消えて』しまった。
「?!?!!?」
皆声にならない。驚くとかを通りこしている。というか、初めから彼らを無視している。
今、再びマヤが新しいショウを始めたのでかぶりつきなのだ。
「シンジ・・・ちょっと来い・・・弐号機パイロットも来たければ来い」
犯すべきシンジを見つけたゲンドウは、速攻で立ち直ると、兼ねての計画を実行した。
シンジは言われるままについていった。こっちからも話したい事があったからだ。
ゲンドウ所蔵の大人の玩具。だが、そこで重大な事があろうとは思わなかった。
「シンジ・・・おまえに話して置く事がある」
「ぼくも話したかったんだ・・・聞いてよ父さん」
「・・・」
ゲンドウは少しためらった・・・余計に話辛くなる・ブラックジャックで殴りつけるか、スタンガンか。
「・・・何だ」
「玩具の事さ・・・その・・・僕も使っても良いかい?
あ、アスカは今、調教中なんだ・・・それで・・・その・・・」
「・・・勝手にしろ・・・」
「じゃあ良いんだね!!?」
「そうだ・何度も言わせるな」
アスカはさっきから黙ってうつむいていたが
「あ・・・あの・ありがとう・・・ございますご主人様のお父さん」
と虚ろな瞳でたどたどしく言った。
ゲンドウは険しい表情をしていた。シンジがアスカに使用している薬物を見抜いたのだ。
タヒチ原産の「ゾンビパウダー」
かつて街一つを凶暴なゾンビの群に変え、全世界で使用禁止になった薬物。
さすがに表情が険しくなる。シロートの手にはいるモノではないからだ。
「私も・・・弱い男だな・・・やはり・・・犯すしかない」
つづく
次回作がどうなるかは解りませんが、面白くなるでしょう。
新世紀エヴァンゲリオンは(c)GAINAXの作品です。
本HPの内容の引用・転載・加筆その他の行為には作者の承認が必要です。リンク張りたい人はどんどん手紙ください。