『MY MASTER』
その日私には信じられない事を目撃した。
あの日バカシンジの奴がどういう分けか、朝から居なかった為に(朝食はラップし
てあった。) ヒカリに電話していた。
「あ、ヒカリ。私よあなたのだーい親友の、ア・ス・カよ」
「...........いま妹に代わるわね。だーい親友のア・ス・カちゃん」
(ヒカリー、アスカちゃん から電話よ。早く代わりなさい。でないと.......待ってー、おねーちゃんそれだけは許して。お願 い)
「もしもし、アスカどうしたの?こんなにはやくから、めずらしじゃない。いつも
なら、夜にかけてくるのに?」
「(;_;)ヒカリー、あなたが早くでないから恥じかいちゃったじゃないの!!
この責任をとってもらうからね!いまから30分後に駅前に待ち合わせして、今日一日付き合って貰うわよ!」
「(....それってアスカがあわてんぼうだからいけない様な気がするけど(汗)..)ま、暇だからいいよ」
「それじゃー後でね、ヒ・カ・リ!!」
「う・うん。アスカ..」
こんな感じでヒカリを連れ出し、一日中引っ張り廻し夕方にヒカリの家の前で私たちは別れた。
けど、その数分後に私は引き返すことになってしまった。帰宅途中に荷物(バカシ
ンジのせいで私が持つはめになっている。帰ったら折檻しなければ気が済まない!!)が混じってしまっていたからだ。
ヒカリの家に再び向かって歩いているとき、ふと公園に目を向けるとそこにヒカリともう一人がたっていたので声をかけようとしたが、私は凍り付いてしまった。
(なぜって?そりゃーあの「不潔よーーー」のヒカリがキスをしていたんですもの!)
しばらくして復活した私はチャーンスとばかりに隠れながら二人に近づいて観察すると相手の男は銀髪に真紅の瞳。その雰囲気は思わず片膝を地に付けて礼をしたくなってしまうほど神格づいたものだった。
そして、それの顔は....バカシンジだった。
一瞬唖然としたものの更に近ずくと声が聞こえてきた。
「シンジ様。吾が主。そして**さま。ありがとうございます。」
「うん。ヒカリ。今日もかわいいね。でも私のいまの姿を見ると辛くなってしまうじゃないのかな?」
「いえ、主。私よりも主が辛いのではないでしょうか?」
「かもしれないね。それでも仕方のないことなんだよ。それと二人っきりのときは”主”ではなくヒカリの好きなように私のことを呼びなさい。それと私の陰名を呼んではいけない。」
「はい、あなた。...今日も私を可愛がってください。」
「もちろんだよ。ヒカリ」
私(アスカ)は思わず呆然としてしまい、頭のなかでは(なんでヒカリとバカシン
ジが?)と無限ループに思考が跳んでいってしまった。
その一方でシンジたちは....
ヒカリが喘いでいる。その姿は、少女の様であり、また男の全てを知り尽くしている情婦でもあった。
「はっ・・ふううん。あっ、くーーもうだめ!!
いく、いっちゃうーー!あ、あなたも一緒に、お願い。あっ・あーーーーー」
「いくよ、ヒカリ!」
永いような短いような一瞬の永遠を過ごしたとき、だれも入ってこれないはずなのに人がいた事にきずいた。
「あれは、・・・アスカ?ならばここにこれても仕方がないね。」
「・・・すみません、主。あきらかに私のミスです。」
「やむをえないが、今回は少し記憶操作をさせてもらおう。今度は気をつける様に」
「すみませんでした。主。」
その数瞬後、公園の片隅でアスカが気がついた。
「あれ、あたしなにをしていたんだっけ?あっ、そーだ。ひかりのところに行く所だったっけ。」
その様子を見守っていた二人は安心したかのように、その姿をけしていった。
end