『戦士達の休日』
空に、満月が浮かんでいる。
その明かりが、カーテンの薄い生地に少しだけ吸収されて部屋の中をほんの少しだけ明るく照らしている。
しかし、ベッドの上で抱き合っている二人にとっては、その程度の光量で良かった。
見えずぎず、それでいて見えていない訳でもない。
「あ……」
息を吸い込んで漏れる声。彼は、彼女のすべてを知っている。何処をどうすれば、
彼女が感じるかを知っているのだ。しかし、彼は直接そこに手を下さない。触るそぶ
りはするが、触ろうとしない。彼女は彼の期待通り、いや作戦通り、切ない瞳を彼に
向ける。
その瞳を見て、彼は興奮度を上昇させる。そして、ご褒美と言わんばかりに彼女に
触れる。彼女は待ってましたと言わんばかりに声を漏らす。
「はぁっ……あ…あぁ」
彼と彼女は暑いのも忘れて身体をさらに密着させる。エアコンはあるのだからスイ
ッチを入れればいいのだが、汗をかいた肌を密着させていることも、二人にとっては
快感の対象となっているのだ。
「アスカ……」
「あぁん…」
彼は彼女を上目使いに見ながら彼女の胸に口づけをする。そしてそのまま乳首へと
口を這わせていく。舌で円を描きながらそれを口に含む。少し強めに囓ると彼女は息
を詰まらせて目をつぶる。
「くっ…はぁ…シン、ジ…」
「ふふ……」
彼は、そんな彼女の反応を楽しむかのように何度かそれを繰り返す。その度に彼女
の身体は反応を示す。続けざまに彼は、胸の谷間からへそへと舌を這わせる。何度か
彼女は痙攣するように身体をのけぞらせる。その反応に彼は笑みを浮かべる。そして
ついに彼は彼女が一番感じるところに舌を這わせる。すっかり濡れている彼女のそこ
は彼の舌をすんなりと受け入れる。
「あ、あぁん!」
「ん、く…」
「シンジ…シンジ…」
彼女は急に怖くなったのか、彼に抱きつく。そして彼女は、彼のそそり立つものを
愛おしそうに口に含むのだった。
「あ、アスカ…」
「私ばっかりじゃなくて、シンジにもしてあげる」
急に反撃されて彼のそれは硬くはち切れそうになる。彼女はのどの奥までそれをく
わえると唇を前後に動かした。そして、舌をそれの裏側に這わせた。
「アスカ!」
彼は彼女の顔を両手で包み込むと、前後に動かした。彼のそれは、さらに奥までピ
ッタリと口に入ったり出たりする。
「アスカ、うまくなったね」
「シンジ…」
ほめられて、うれしそうに彼女の舌はさらに激しさを増す。彼のそれは、より硬く
張りつめて口の中を動き回る。
我慢できなかったのは彼の方であった。彼女を再びベッドに寝かせると、そのまま
の体制で彼は彼女を貫いた。
「うぅっ!」
彼女も我慢していたのだろうか、ようやく入ってきた彼のそれは、彼女の中で暴れ
まくった。彼女も、全身をうねらせて、彼を受け止め、狂おしいばかりに身体を動か
した。彼のそれは、これでもか、これでもかと、彼女を突き立てて泣かせる。
「いぃ……」
彼女は押し殺した声をあげて、彼の腕にしがみつく。
彼は、ふいに彼女の乳房を掴むと、ピンと尖った乳首を口に含んだ。のけぞる彼女
の片足を持ち上げると、更に密着度が増す。そのままグイグイ突き上げるように腰を
動かす彼のそれは、ぐしょぐしょに濡らされている。
「あぁ、シンジのが、入ってる…動いている…」
彼女は、燃え狂ったように、狂おしい声を上げた。
「ああっ……ああっ…いくっ!」
彼女は叫び声をあげながら、彼の肩を強く掴み、小刻みに身体を震わせた。グッグ
ッグッと彼女の中で何かがうねり、彼のそれにつたわっていく。
「あ、アスカ…僕も」
「シンジ、一緒に…」
彼等は同時に絶頂に達した。彼は小さくうめき、彼女はあまりの快感にしばらく目
を閉じたままでいた。
身体の余韻が収まると、彼女はゆっくりと体を起こした。
「シンジ…アタシ、シャワー浴びてくるから」
そう言うと、彼女はバスルームへと姿を消した。その後ろ姿を愛おしそうに彼は見
つめた。そして、外へと視線を移す。傾いてきた月が、丁度彼の瞳に飛び込んでくる。
ふいに彼は涙が頬を流れていることに気が付く。
何時やってくるかわからない敵の存在を恐れてか、もう、楽しい時間は終わりを告
げて、再びつらい時間になったのを悲しんでか、涙を流した。
理由なんて無いのかも知れない。彼自身、なぜ涙が出たのか、わからないのだ。
また、戦わなくてはいけない。
そう、彼女を守るため、なにより自分を守るため。
そして、彼は拳を握りしめると、横になった。眠れないとは思っていても、目をつ
ぶってみる。そして、少しでも睡眠を貪るのだった
あとがき
はぁう!久しぶりに書きましたよ。ううう…短いのに疲れた…
ううむ…思いっきり純愛ものにしようと思ったのだが…うまくいきませんね、最後
は意味不明だし…ううむ…どうしたものかな…これは…
ま、いいか…18禁なら(オイ)
それでは、感想、苦情等、お待ちしております。