『SLAVE AS THING?』



WRITTEN BY ポポロA




「兄ちゃん! いい娘がいるよ!」

復興しつつある第三新東京市の歓楽街。
客引に目を付けられた若い男が、少し困ったような顔をして話しを聞いている。
どの道、こんな所に一人で来る男の目的など一つしかない。
客引からサービスと値段を聞き、今日行くつもりだった馴染みの娘の事は忘れる事にしたらしい。
すぐさま店に案内され、受付で好みの娘を写真で選ぶ。

青い髪に赤い目の華奢な娘や、赤い髪に青い目のグラマーな娘。
中学の制服を着たお下げの娘や、ショートヘアの清潔そうな娘。

どの娘も皆美しかったが、彼は白衣を着た金髪の女性を指名した。
すぐに個室に通される。しばらくすると女がやって来た。

上司と同じ顔をしていた。


深刻な財政難、大災害による労働人口の激減は、市にクローン技術の利用を促した。
幸い、大災害が起こる前に大々的に行われた検査のおかげで、材料に困る事は無かった。
頑強な体を持つ男の遺伝子を組み合わせて作った人間を、肉体労働用として使用すると共に。
容姿の優れた男女の遺伝子を組み合わせ、愛玩用として売り出した。
作られた人間には、その目的に応じて知能が与えられはしたが、自分の持ち主に反抗することは出来ないように、意識を調整されていた。

しばらくすると、客から容姿に注文がつくようになった。
「 女優の・・・・・」 「俳優の・・・・・・」
そのうち、ほとんどの有名人のクローンが市場に出回るようになっていた。
クローンは、より身近な対象にも及ぶようになった。

「部下の・・・・」
「隣の家の・・・・・」
「姉の・・・・・」
「娘の・・・・・」
「兄の・・・・」

クローンを使ったサービスが普及するのに、そう時間はかからなかった。



彼はおもむろに女をひざまずかせ、その顔をじっくりと眺め始めた。
女は媚びるような目で男を見つめている。

「知り合いなの?」

「・・・・上司だ。・・」

「驚いた?」

「・・・あぁ、話しには聞いていたんだがね、まさかあの人に会うとは。」

「今じゃこの街の大抵の美人は揃っているわよ。私みたいに需要が多いタイプだと、10代と20代の私もいるはずよ。」

「・・・・・・・・・・・・・」

「何で私を指名したの? やっぱり知り合いの方が燃えるのかしら?」

「・・・・・・・・・・・・・」

「どうしたの? 上司と同じ顔だと緊張する? 」

「・・いや・・」

「私をオカズにしたことぐらいあるんでしょ、これからする事も似たようなものよ。私は道具、あなたはこれから道具を使ってオナニーするの、単にそれだけのことよ。 さっ、始めましょうか」



ビタンッ ビタンッ ヌチャッ ヌチャッ ビタンッ ビタンッ ヌチャッ ヌチャッ

体と体のぶつかる音が響く。
薄暗い部屋の中で二つの肉が絡み合っている。
脱がせる余裕も無かったのか、女はタイトスカートを穿いたままで、男に後ろから貫かれている。
何回目の交わりなのだろう、女の顔や髪には白く濁ったザーメンがこびりつき、二人がつながっている性器からは、時折ドロッとしたザーメンが溢れ出し、女の足を汚している。

「はっ、ああっ、いいっ、いいのっ!」

女の顔に先ほどの余裕はない。
強制的に与えられる快感で、まともに頭が働かないらしい。
言葉は意味を成さず、唇からは快感を伝えるあえぎ声と、精液交じりの唾液が垂れ流されるだけである。

「うるさいな、もう少し静かに出来ないのか」

「ゴ、ゴメンナサイ。でも、 やっ、あああっ! だめっ、だめぇっ!!」

何時の間にか男の顔からは緊張が取れ、変わりにぞっとするようないやらしい笑みがはりついていた。

「まったく、救いがたい好きものだな、恥ずかしくないのか!」

バシンッ バシンッ バシンッ

男に叩かれ、見る間に赤くなっていく女の尻。
男は気にせず、叩きながらピストン運動を続ける。

「痛い! 本当に痛いんです! だめっ、ゆるしてぇっ!」

男が動きをぴたりと止める。
一瞬何が起きたのか理解出来なかったのか、呆けたように貫かれたまま振り替える女。

「どうした。お望みどうり止めてやったぞ。」

ようやく正気づいたのか、女の顔が羞恥で真っ赤になる。
先ほどまでの自分の乱れ方を思い出したのだろうか、あわてて男から顔を背ける。

「十分楽しませてもらったし、そろそろ終りにしようかな。」

そういいつつ女を突き刺したままのペニスを抜こうとする男、声にはあざけりの響きがあった。

「だめ!」

反射的に答える女。
よくみると先ほどの行為のなごりか、体が小刻みに震えている。

「なんだ、止めて欲しかったんじゃないのか?」

「・・・そ、それは・・・」

「そうだよな、あれだけイケばじゅうぶんだよな、おまえ一体何回イったんだ? あれだけイっておいてまだ足りないなんて 言う奴居ないよな。」

そう言うと女が止める間もなく、男は自分のものを一気に引きぬいた。

「アッ 」

思わず男のものに手を伸ばしてしまう女。

「どうした?」




「・・・ください。」

「良く聞えなかった。」

「・・してください。」

「何をして欲しいんだ? 」

「・・・・私と、・・・セックス・・・してください。」

「あれだけやってまだ足りないのか? おまえ変態か?」

「変態でもいい!! 早く頂戴、おかしくなる!」

女は突然狂ったように叫びだし、男の股間に顔を突っ込み夢中で舐めだした。

「んんっ!んんぅっ!ふんっ、んうっ!んっうぅぅん!」

呼吸するのも忘れたように舐めつづける女。

「・・・・・・・・」

男は女を引き剥がすと、何も言わずにいきなり一番奥まで突き刺した。

「ああっ! いい、それいい! それが欲しかったのぉー!」

「そんなにいいのか。」

「いいっ、きもちいい、きもちいいっ! ああっ!か、感じちゃうっ!」

「おい、自分が今何されてるか言ってみろ」

「うっ、後ろから!、初めてあった人に後ろから入れられてます!」

「入れられてるじゃわからないだろう」

「はいっ、うっ、後ろからっ、犬みたいに後ろから交尾されています!」

「さっきからここ凄い締め付けだぞ、そんなにチンポ好きなのかよ。」

「好きです! 大好きですぅ! ああっ ふ、深いよぉ…!!」

「ほらよ」

「凄い! 凄いよぅ! お、奥まで、奥まできてる。ねもと、ねもとまでぇっ!」

「そろそろイクぞ。」

「きてっ、早く、いっしょにっ、いっしょにイってー!」

「いくぞ!」

「早く、早く頂戴!」

「り、りつこーーー」

「い、イクッ!イクッ!!イッちゃうっ!あ、ひ、ひいっ、ひいいっーーー」

ぶしゅっ!!びゅびゅうっ!びゅっ!びゅ、びゅく…




「今度は同僚を連れてくるよ」