| WRITTEN BY Zephyr |
ふたり。 最終話 運命(さだめ)
三ヶ月後。 再びシンジたちは家にいた。そしてミサトと生きていた加持もそうだ。 シンジの父、ゲンドウは医者といた。 「後どれくらい・・・」 「・・・これまで勃起できたのが奇跡のようだ。思ったよりも進行・・いや、退化している」 「そう・・ですか」 医者は無情にもゲンドウに終わりを告げた。 その頃ゼーレでは会議が行われていた。 「遅すぎる・・・。碇の役立たずめ!このままではわれわれの計画は失敗に終わる」 「その通りだ。・・・やつめ・・・まさか我々からの【贈り物】を使う気か!」 「それはまずい! 急げ!」 カタカタカタ… 「・・・我々も青い錠剤を服用するか?」カタカタカタ… 「だめだ!…副作用が…儂等らの年では死ぬかもしれんのだぞ!!?」 「少しの間でも・・多分・・・立つだろう・・・」 「かと言ってシリコン注入は・・・危険ではないかね?」 「奴のモノは大した大きさじゃない。せいぜい9.8cm程度だ」 その時 バン!! 「どうした!?」 「移植型生体生殖器【EVA壱拾参号機】がやっと完成しました!!!!!!!」 「本当か!!」 「はい!!!」 「碇め・・・どちらが有効か見せてもらおうじゃないか・・我々老人を甘く見るな・・・碇・・・」 「老化というハンデを越える我々の計画を」 「覆さんと欲する者」 「今ここに死を迎えん」
その頃ネルフ本部。青葉やマヤ達は ”D−64、本部の自慰自爆が提訴されました。残り5分 総員は退避してください” 「なにッ?」 「5分で良いとは・・はやくすぎる!」 「く・・・アクセスできない・・なぜ?」 「リツコ先輩だわ!・・・プログラムコード・・本部自爆提訴時すべての関数xbに数値"0n\"を代入し実行・・つまり・・すべての穴は塞がってしまったのね?・・・」 ”D−64、本部の自慰発電が提訴されました。残り4分 総員は退避してください” 「マヤちゃん急げ!時間がないぞ!」 ・・・ 「ふうふうふうふうふう・・・何とか脱出できた・・・」
そして大深度。ゲンドウは…
”D−64、本部の自慰発電が提訴されました。残り50秒 総員は退避してください” 「・・・ふっふっふ・・・これでここの【疑似女体による肉体的欲望の解消】(ダッチワイフのこと)もワタシもすべてが物理的解体ってわけだ」 「これで奴らも・・・何もできまい・・・シンジ・・・」
その時レイが現れた。 まるで空中から生まれたように・・・・・ 「あなた・・それでいいの?」 「レイか・・なんだ」 「あなたは・・それでいいの・・?」 「いいんだ・・僕にはこういう最後がふさわしい・・ついでに「妻」も消える 人類が白い水と消えることはなくなる」 自分の目に映っているのはレイ。だが、見ているのはユイ・・・ 「そう。でも私はもう一つになりたくないわ」 「・・・もう・・・いいんだよ。 レイ・・・」希望も絶望も、夢も後悔も全ては光の中に消える。 自分の心の中にあった恐怖も・・・
”残り10秒” 「!!!!??・・きたわ!」 「老人がか?・・・もうおそい。っふ。ふふふふっははははは…」 「・・さようなら」
そういうとレイは消え去った。 ”9秒””8秒””7秒”…
カッ!
キラめく閃光。十字架の理(ことわり)…。これも運命なのか。 悲劇は続く…
最終話 前編 完 THE END STORY FATE 後編 続劇
その頃シンジたちは 爆音によって異常に気がついていた。 「アフヒ!フガフガハァフフ・・(まずい!まさかゼーレの奴等が・・)」 「・・・どうしたんですかミサトさん」 「・・・調教中だったのさ」 加持がミサトの口にはめていた拘束具を外してやる。 ついでに全身を締め付けていた革のベルトも、性感帯に付けられたピアシングの金具も外してやる。 「じゃ加持さぁん なんで私たち呼ばれないわけぇ?」 (まだシンジたちは本部がなくなった事を知らない) 「それは・・言ってなかったな。 もう君たちがEVAにシンクロする事はないんだ」 「なんでですかっ!!」 シンジ達は驚いた。いまだにシンクロできるものと思っていた。 確かにシンジにはアスカという奴隷がいる。だからといって科学の粋を集めて作られたダッチの味は簡単に忘れられない。 「厳密に言うと・・・シンクロしても成功するよりも・・・」 「あの時みたくEVAに取り込まれてしまう確率のほうが高いのよ」 「君たちは・・すでに肉体関係を持っている」 「男と 女のからだを 彼女たちは受け入れてくれるかしらね」
「でも・・・このままではまずいことになるな・・」
その時だった
バン!ダダダダダダ!
「手を後ろにくめ!」 シンジ達は役人に捕まってしまったのだった・・・
どこかの研究室。 そこにはあの忌まわしき量産型EVAが13体あった。13体というか13本がずらりと並んでいる光景にはドコかイヤな光景だった。
シンジとアスカは強制的に交尾をさせられていた。その光景を見ることによって老人達は脳裏の果てに消え果てた若き日の情熱を取り戻そうとしているのだ。
「セッ○ス開始!」 「アングル1は問題なし・・・」 「アングル2に移行します」 ビービービ 警報が鳴る。電池切れか?テープ切れか? 「プレイを拒絶!○ックス不可! 」 「キール議長・・・どうしますか」 「そもそもふたりでやるというのは・・」 「・・・かまわん!。続けろ!もう少しなんだ!!(零、壱、弐号機は碇の手によって破棄されてしまった。 そのおかげで立たせるのが難しくなってしまったのだ・・・急がねばならん)」 「しかし・・・これ以上は・・・」 「仕方ない。薬物で強制的にサル化させろ!」 キールの目は画面に釘付けだ。必死でマッサージを繰り返す。しかし狂気に満ちた手の動きにもなかなか反応しなかった。 「・・・神は一人でいい」
エントリープラグの中 シンジ達は気絶していた。 ノンストップで15回を二時間ですれば心も体もボロボロになって。 ・・・腰と腰は繋がったまま・・・ そしてついに強制サル化はおこなわれた LCLの濃度が徐々に増していった。 「ぐぶッツ」…
シンジの夢の中・・・たくさん人物の顔が・・・ そのなかにカヲルの姿が。心なしか疲れているように見える。 「君が、殺した」 「違う!こんな事になるとは思わなかったんだ」 「でも赤玉がでた・・・ありがとう」 「え?」 「きみのおかげで望んでいた物は手に入った・・・安息と・・・」
そこにアスカの姿が・・・
アスカの夢の中 あれは・・・シンジ。 そしてあれは…やおい(ホモ)の使徒、カヲル。 (なにやってんのかしら?・・・はっ!まさかあたしのシンジを!?)
泳ぐようにアスカは近づいていった。
「おや・・・きみは」 「肉奴隷のアスカよ」 「そうだった」 「あんたしつこいわねぇ死んでもまだシンジに付きまとうなんて。」 「・・・」 「もうシンジはあたしのもんなのよ。・・・大体あんた使徒じゃない。おとこだし」
シンジとアスカの 恐怖
「それは違うな」 「なによ」 「僕は赤玉となって生まれ変わったんだ。失った物もあるけど、望んでた物を手に入れた」 ふたり:「??」 「僕は人間に生まれ変わった」
「ええええ?」
「そして女に産まれたんだ」 「うそつくんじゃないのよ」 「何なら見せてあげるよ・・・ホーラ!ビロビロ〜ン」
そこにいる全員はすでに全裸であったがカヲルの下半身部分を見て、シンジは膨張してしまった。 カヲルはいきり立ったそれを握りしめると。 「え゙え゙゙○×▲◇〜〜〜〜!!」 カヲルの舌技は、自然界に存在し得ないテクだった・・・口に何枚も舌があるのではないかと思うほどに。 「ごめんよカヲル・・・僕はアスカのが好きなんだ・・・」 「そうかい。わかったよ。僕は消えるよ」 そう言うとカヲルは消えた。後にはイカ臭い臭いが残った。
恐怖はきえた。
「アスカ・・・ここはどうだい?」 「あ・・スッゴイスッゴイ!!!もっとえぐってぇ!!」 「ふたり」は正常位のまましばし見詰め合った。 「ねえシンジ・・・わたしの中に出したい?」 なんだか、まえにもこんなことがあったような。 「だしたい」 「そう・・・うれしい」
シンジは変わっていた。 ある日、父に謝られた時に。 トウジの言葉を聴いた時に。
物事をはっきりさせるようになった。
ふたりはからだ・・・厳密にはこころ・・を、重ねた。 「ねえシンジ・・・ここは自由の世界・・・秩序さえない。」 「うん」 「・・・だったら、作りましょう」
「そうだね!!」 シンジは笑った。
そして祈った。
この幸せが永遠に続くように。
望むならすべてを望め。すべてを変えよ時の如く
再び研究所
「きょ・・・強制サル化に成功しました・・・」 「・・ふ・・ふはは・・ははは!!!やった!やったぞ!!! やれ!やるんだ!世界を水泡に帰す時がきた!我々の目の前にある物は神だ!」 「・・・は!はい!!」
その時。
「まって!」
レイは現れた。
「わたしは・・・決めたわ。この力を使って碇君を守ることを!」
「碇君達の邪魔をする奴は許さない!!!!!!!!!!」
レイはみずからのコア(こころ)をつぶした。
辺りは無に帰った。
音のない世界 光の世界 しかしそれはもうすぐ闇に閉ざされる。
…からだが…こコろが…ト・ケて・ユ…ク
レイは自らの運命に逆らい、全ての決着を付けた。 それにみずからの力を初めて他人のために、本心から使った。 この時、レイは確かに美しかった。
この世界は アダムとイヴ から増えたのなら それは、あなたたち
「ふたり」 にだって、できるはず。
いまでも、これからも、きっと。
ヒトは時に、自分を傷つけてしまう。 でも自分が傷つかなければ分からないことがある。 人は傷つくから、強くなれる。 恥ずかしいこと、生きていること。今のためにある過去。 未来のためにあるこれから・・・。
「かなうなら・・・僕らは神になりたい」
「・・・ホントに?」
「・・・ウン」 「・・・なれるよ・・・キミタチナラ セカイをカエらレルよ・・・たとえジメンがナくなっテも・・・ カラダガナクってモ」 終劇
そして現実。かれらNERV関係者にとって、過去の世界。別の場所。
その後。
彼らの・・・人類の行方を知るものはいない。
幸せは…いつか消える。
だが、悲しみは・・・残る
この世界は・・・悲しみに満ちている。
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