ご主人様


気がつけば、ドアの前にいた。

以前、こんな関係をやめようと私から離れたのに・・・

彼から最後のプレゼントとして渡されたものが私を縛り、捕らえて、離さない。

あれから、何人とも付き合ったけれど私の心は、あの人のものだった。

最初は普通の関係だった。けど、いつしかあの人の奴隷となっていた。

私の姉や妹、親友まで巻き込んで・・・

彼女たちは今でも、あの人の奴隷だ。私だけがあの人から離れた。

でも、心は離れなかった。いや、心ではない、体だった。

それが決定的になったのは、プレゼントを見たときだった。

それは、首輪だった。そして、私は泣いた。それは、歓喜の涙だった。

そして私はドアの前に立つ。あの首輪をつけ、他には何も身につけずに・・・

こんどこそ身も、心もあの人の奴隷いや、あの人に飼ってもらう雌犬になるために・・・

私はもう二度と離れないだろう・・・






ご主人様の名は碇シンジ。私は洞木ヒトミだったもの・・・

いま、シンジ様に飼われている私は幸せです・・・

それがどんなに異常だったとしても・・・


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