【brat−前編−】


WRITTEN BY カーヴァー



「昨日さぁ・・・借りてきたビデオまだある?」

「うん。これ?」

「それさあ・・・見ながら・・・しない?」


 昨日。何気なく借りてきたAV。
 フタリで見ることはしょっちゅうだったが、自分たちのセックスの手本にしようなんて・・・なんで今まで思いつかなかったのか。

「でもなぁ、見ながらやるのめんどくさいんだけどなあ」

 加持君はそう言う。ま確かにそうだけど、

「え〜いいじゃん〜なんかやらしくてさ〜」

 加持君は仕方なさそうに、優しく、微笑む。

「何が面倒くさいってな、本番に行き着くまでが長いんだよなあ」

 全く。どうせAVなんて男と女がやってるトコしか見る価値もないんだからそれだけ収録しとけばいいものをご丁寧なストーリー展開がある。このビデオ。
 リモコン片手に早送りしながら加持君がそう言った。

 ま、この間に服脱いじゃお。

 ようやく、早送りの手が終わった。

 ビデオの女、何してる?

 男の、パンツのチャックを開けて狭い隙間からほじるように指を潜り込ませて、モノを引っぱり出してきた。
 途端にモザイクがかかる。ま、別に加持君以外の男のモノなんて興味ないけどね。負け惜しみかな。

「ほら。早く」

 加持君が、少しせかす。
 彼は膝で立つようなかたちになって、私の方に少し腰を突き出す。

 AVだからってなんてことはないわね。いつもやってるし。楽勝。
 私はTVの画面も見ずに続ける。
 まだ柔らかい加持君のモノにかぶりつき、唾をいっぱい絡めて唇でなぞるようにしながら口から出す。
 途端に加持君のモノは固く、天井を向く。

 なんて愛おしいんだろう・・・

 もうさっさとこれを突っ込んでほしいんだけど、ちゃあんと奉仕、しなきゃあね。

「葛城、AVの彼女はちゃんと袋までしごいてるぞ」

「だってパンツ邪魔なんだもん。脱いで」

 ちょっとムッとして言う。AV女優と比べられた。
 いつもやってるじゃない。もう!!

「今日のは激しいわよ」

 加持君の股間に顔を近づけて上目遣いで言う。
 彼は腰を下ろし足を延ばしながら楽に座った。

 私は不意を付くように、思い切り加持君のモノを手で締め上げた。

 加持君の腰がビクッとなる。

「おいおい・・・」

「AV女優と比べたお返し」

「いいのか〜オレのをそんな風に扱って〜」

「いくわよ」

「はいはい」

 私は舌に唾を絡ませ、加持君のモノの裏側の根本から、先端に向かってなぞる。
 赤く、ヌラヌラと妖しく天井の光を反射する亀頭。舌を細かく震わせて先端をなぞる。

 加持の腰がビクビクする。
 加持君が私の舌の動きで感じている。少し優越感。

 深くまでモノをくわえ、今度は両手の親指と人差し指で左右それぞれの袋を刺激する。
 だんだん動きを強め、袋の中のしこりをグリグリ刺激する。
 もちろん口内ではモノに刺激を与えている。

   加持君がだんだん耐えられなくなってきたみたい。

 すると加持君は突然、両手で私の頭をガッと掴み今までじっと私の刺激をこらえていた腰を一気に突きつけた。

 「んんんんんん!!!んぐううぅぅぅぅ!!!!!」

 のどの奥まで突きつけられる。
 まるで私の口をあそこに見立てているように、何度も何度も腰を打ち付ける。
 私も、セックスと同じ快楽を彼に与えたくて、彼のモノを必死で吸う。

 「ふうううう!!んんんんん!!!」

 加持君の先端から滲み出しているもの・・・
 
 もう、近い

 加持君のモノが一瞬大きく膨張する。

 来る。

 「つっ」

 彼は少し息を詰める。

 瞬間、先端が何度かの噴射を始めた。
 口の中いっぱいに粘液を感じる。

 「はぁぁ・・・」

 私はやっと空気を得られたように軽く呼吸をする。

 加持君は最後に私の顔にかけた。
 そしてその精液を私の顔全体にモノで塗りつけるように全体にのばす。

 そして、私の大好きなこのツンとするにおい。

 AVのことなんてほとんど忘れてた。
 ビデオの女、何してる?

 前戯も終わった。いよいよ本番かな。

 私は自分の秘部にそっと手を伸ばす。

「もうびしょびしょじゃないの?」

 加持君もそう言って秘部に触れる。
 手には大量の愛液が絡みついた。

 「葛城はやらしいなあ」

 そして加持君の手は・・・




続くぅ!




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