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WRITTEN BY R指定田中一郎
もうじき夏休みがあける。学生にとってやや憂鬱な響きでもありそうだが、それはあくまで文系学生の話。理系学生は夏休み返上の上、帰宅もできない研究の日々が続く事も珍しくない。 ここ形而上生物学講座、通称「冬月研」でも共同研究の論文を仕上げるために不眠不休の努力を続ける学生の姿があった。上手い具合に進行にけりがつけられず、今日も泊まりを決めた四回生・碇ユイもその一人である。 夜になって同じ階に他の学生の姿がなくなっても冬月研だけに灯がついている。研究室の中では、白衣姿の六人の学生が達がもみ合っていた。 「教授お気に入りだからってよっ!」 パァンと乾いた音と同時にユイはよろめいた。 両腕を押さえつけられてひっぱたかれたのによろめいたのだから相当な力だった。 行動研究チームを組んでもなかなか成功しない実験、捗らない論文。誰もが疲れと滞る作業に苛立ちの頂点に達している中で、ポロリと失言をしてしまった事に端を発しての出来事だった。 人当たりもよく講座でも人気のあるユイだけに、らしくないと言う表現がまさに当てはまるのだが、口は災いの元の諺通り、ユイは今まさに自ら招いた災いの渦中で共同研究の仲間全員を向こうに回していた。 「あんた、何様のつもりなんだい?」 ユイ以外の五人は全員男だった。 それぞれ様々な佇まいの男達だが、押さえ込まれて吊し上げを喰らうともなると、脅えた眼で身を縮めるのが精一杯だった。 「あんたはさぁ−−−−」 今度は別の男が静かに、それでいて冷淡に怒りの眦を向けた。 「俺達のことを顎でこき使ってるつもりでいい気分だろうけどな」 「ひっ!」 この男もユイの顔面打った。 平手ではなく、拳で正面からユイの顔面を捉えていた。そのダメージは、両側から捕まれていたユイの身体が自重に負けて床に倒れる程だった。 「ホラ、立てよ!」 殴ったばかりの男は、グイッと襟首を掴んで強引に立ち上がらせた。ユイを気遣った引っ張り方ではなかったために、白衣の下のタンクトップの肩生地が切れるほどの勢いだった。 「あっ…」 破れた布地がめくれて、ニップレスを貼ったユイの右の乳房が露わになった。夏場なのに泊まり込み続きで着替えも満足に出来ない環境のために、下着無しでも目立たせないようにするためのせめてもの配慮だったのだが、それ故に見られることは下着以上の羞恥心をかき立てる。 殴られた混濁はあったものの、ユイは隠すために咄嗟に胸を押さえて座り込んだが、それは男達のサディズムを誘うだけの行為だった。 「いい格好だよなぁ、碇さんよぉ」 殴りつけた男が残りの面々に「ついでだからヤッちまうか?」と問いかけた。状況が状況で、彼らは閉じこもりきりの禁欲者のような生活が続いていた。 こぶりながら形のいいユイの胸をほんの少し見ただけでも反対する者など無かった。それほど理性のスイッチが切れやすい状況だった。 「ちょ、ちょっと、あなた達!?」 誰も来ないことが分かっている深夜の研究室。羞恥心とはいえ、その場に座り込んだユイに逃げる方法など無かった。 「そっち、腕押さえろ!」 こんな状況下では自然とリーダーが決まる。ユイを殴り倒した男が下す号令の元、他の男達は的確にユイの腕を押さえ、両足を広げさせた。 肢体を跳ねさせて精一杯の抵抗を見せるユイだが、男一人が腕なり足なりを押さえ込んでいる。逃れられるはずもなかった。 「や、やめて!既に犯罪なのよっ!?ここでやめてくれるなら、誰にも言わないから………」 身動きできなくなった恐怖で、最後は掠れがちの声になっていた。 「やめるかよっ!」 既に形が無くなっているタンクトップを完全に引きちぎる。 「いやぁっ!」 五人もの男に取り押さえられた恐怖にかられた涙声で言おうと、理性の押さえつけられなくなっている男達がやめるはずもない。 それどころか、更に嗜虐心を煽られて動けないユイの衣服を剥ぎ取っていった。 「もうやめてっ」 「やかましい!」 最後に剥ぎ取られたパンティをぐいっと口に押し込められて、最後の望みをかけたい悲鳴も上げることも叶わなくなった。 四肢を押さえ込む男達は、それぞれ思い思いに胸やクリトリスを弄んでいる。調子に乗って、アナルに指を差し入れている輩もいる。 「碇さん、ため込んでるぅ?」 アナルから引き抜かれた指は褐色の大便で汚れていた。男はその指を全員にわかるように見せびらかした。 「汚ねえな!」 「美人でも、臭い物は臭いんだね」 「ほら碇さん、自分のケツの臭いはどう?」 大便がついたままの指先をユイの鼻に突っ込む。強烈な大便の臭気に瞬間的にユイの思考は麻痺し、半秒のうちに、また涙を溢れさせた。 「いい様だぜ」 碇ユイは冬月研に籍を置く女子学生の中では一番の美人であるともっぱらの評判であり、あわよくばと思っている男子学生も少なくなかった。それを陵辱することを許す環境であればそれも無理のない話だ。 「そろそろヤッちまうか」 状況的にリーダーに収まった男がニップレスに舌を這わせる。 「この下の乳首って何色してんだ?」 首を振って抵抗を試みるユイを嘲笑うように責め続ける。 「まだピンクのままかぁ?それとも、冬月のジジイに吸われまくって真っ黒、アソコの方もヤリすぎでガバガバかぁ?」 ユイが主任教授である冬月のお気に入りだということは誰もが知っている。ユイ自身も気付いていないわけでもない。つもりはなくても、鼻にかけていればこんな形で返ってくるとでも言わんばかりに嘲笑する。 「ホラ、どっちなんだよ〜?」 「おとなしそうな顔している女の方が遊んでるっていうからなー。大根突っ込むくらい平気かもよ?」 暗がりの急襲タイプの強姦ならゆとりなどないが、なにせ誰も来ないことの分かっているのだ。ユイが少しでも息を荒げるのを待つつもりでじっくりねぶり続ける。そうこうしている内に、ニップレスの粘着力も唾液に負けてはがれてくる。 「ありゃ、意外!まだピンク色してるじゃん。ははぁん、お前の薄べったい胸じゃジジイは満足しないんだろ?」 「うぅ、あううーーっ」 もうやめて、と言いたかった。なのに口にねじ込まれた下着で言葉を発することは出来ない。それでも諦めずに、涙の止まらない眼で訴える。しかしそれは、より一層の嗜虐心を揺さぶり続けるだけだという事にユイは気付いていなかった。 「いじり回されて切なくなってんのか?碇さんはヤリマンだからね〜」 冬月との関係を決め込んで、相当使い込んでいるのだと決めつけたユイの割れ目に手を伸ばす。 「へえ」 男はニヤリと笑った。指先が濡れたのだ。全身をいじり回され、いわば五人に愛撫を受けているのだ。つもりはなくても、成人女性の身体として当然の反応を示していた。 「待ちきれねーみたいだな?じゃ、挿れてやるよ」 「あとがつかえてるんだから、早く終われよ」 ユイを押さえている連中も、ヤリマン女ならばと順番に拘らなかった。 「一番乗り〜」 もう完全にお遊び状態に成り下がっていた。 ユイの足を持つ左右に男に「もっと開いて押さえてろよ」と言ってチンポを突き立てに行く。 「ん、結構きついかも………よっと!」 腰を一段強く押し込むと、ユイは顔色を変えて、大きく体を仰け反らせた。 (−−−−−−っ!) 絶叫も出来ないまま、ユイは頭を振り乱した。が、のしかかる男は容赦なく腰を打ち付けてくる。 「おい、見ろよ」 ユイの左足を抱えながら、そのアナルをいじることに専念していた男が指先を少しずらして粘液をすくって見せた。異臭もあったが、それ以上に男達の歓心を買ったのは、真っ赤な破綻の証が混じっていることだった。 「なんだお前、処女だったのか?」 激痛に震えるユイに答える術はない。ただ一番乗りを果たした男は一層の喜びを上げた。見ている者の誰もが口惜しそうに「処女なら俺が先にヤリたかった〜」と、ため息っぽい笑いをこぼしていた。 (ひ、ひどい………) 「初物とはラッキー!へっへぇ、みんな悪いな」 ユイが処女である事を知ると、一番乗りの男は更に強く腰をたたきつけた。他に抱いた同世代の女に比べる事が出来ないほどの新鮮なキツさが面白かった。 「そろそろ出すぜ」 「うっ、うぅーっ!」 せめて膣内射精は避けたい。ユイは懸命に首を振ってみせたが、男達はそれを無視した。 「もうかよ?早すぎだよ、お前」 「バカ言え。ここんところ泊まり続きで溜まってるんだぜ?それに処女の締まったマンコだからな」 言い終わるのと同時に、男はうめくような声音をあげてユイの中に射精した。出る度に締め付けられているようで、射精そのものが長く感じられた。 (赤ちゃん、赤ちゃんが出来ちゃう………………) 無理矢理自分を犯した男の子どもを孕むかもしれない。逃れられない女としての機能がもたらす最大級の屈辱だ。身体を蹂躙されるのと同じくらいの絶望を感じた。 「次、誰にする?」 ユイの失意などお構い無し男達は順番を争っている。 次の陵辱者が決まると、ユイは自分の意志に関係なく組み敷かれる。 「ちっ、順番待ちかよ」 「まだいいだろ、お前は次なんだから。俺なんか一番最後だぜ」 「そんなの、ジャンケンに弱いお前が悪い」 「俺ぁ、ただ待ってるなんてしないよ」 都合、四番目になる男は何を思ったのか、ユイの口に込めたパンティを抜き出した。 「おっと、声上げるのよ?それから、噛んだら殺すぞ」 馬乗りの形になって、その男は自分のチンポをユイの口に押し込もうとする。だが、いくらレイプされている最中だからといって、そこまでおとなしく言う事を聞く気などなかった。 「口開けろよ」 顎を掴んでかなり強く揺さぶってみるが、ユイの方も頑なだ。出来る限りの抵抗を試みるつもりで、口を閉ざして男を睨みつける。 「そーゆー目付きが気に入らないんだよ!」 ユイにフェラチオを強要する男は、拳を振り上げて顔面を打ちつけた。 「このまま歯ぁ、折ってやろうか?」 マウントポジションで殴られては、言われるまでもなく既にユイの歯はガタガタになっていた。折れるまでいかなくても、歯茎のどこも血が滲んで食いしばるのも辛い。 「おら、これで大人しくしゃぶる気になっただろ?」 馬乗りになった男は、息を荒くしながら抵抗の意志を削がれてポカンと口をあける事になったユイにしゃぶらせることに成功した。 何も殴らなくても、と思いながら見ていた他の面々も、しょせんは助けるつもりはない輩ばかりだ。 「口に含ませてるだけでフェラなんていえるかよ。ホラ、舌使え。首も動かせ、喉奥から吸い込め!」 言うことを聞かなければ殺される………………ただ殴られただけでも、女であるユイにはそんな恐怖が植え付けられ、すさまじい加速度で身体全体を支配した。 「おら、べろべろ舐めてみせろって言ってんだよ!」 頷くよりも先に、青ざめた顔が真っ赤になるほどユイは懸命にしゃぶり続けた。技術の上手い下手云々よりも、言われたことを聞かなければ何をされるか分からない恐怖に縛られていた。 「あー、いいなぁ。俺もしゃぶってもらおう」 後手に回っている一人が呟いた。 一人はもうことを成したにしても、まだ手持ちぶたさが二人残っている。その内の一方は、処女を奪ってフェラチオを敢行したのだからと、アナルに目を向けて立ち上がった。 「んじゃ、俺はこっちもらおう」 ユイを貫いている二人にも言葉を投げかけて体位を変えてもらう。こんな時でも、手足を押さえつけることを忘れることはない。 正常位で貫いていた男は騎乗位になり、咥えさせていた男は一度離れる。 「初体験の直後は4Pかよ。一生の思い出になるぜ、碇さん」 しかしユイにとってアナルは排泄器官でしかなく、話に聞いたことはあっても自分には縁のないものだと思っていた。 「もっとケツ上げろよ」 アナルに指を入れて揉みほぐしながら、その男はユイの白い尻をひっぱたいた。パァンと小気味よく尻肉の音が響くと、ユイは慌てて男を催促するような形になるよう尻を持ち上げる。 「そうやって大人しく言うこと聞いていれば、痛い目には遭わないぜ。酷い目にはあうには違いないけどな」 ヒヒヒと卑しい笑いを漏らして、男は愛液をアナルに塗りつける。さすがに処女だった女がいきなりアナルを使いこなせるとは思っていない。 「入れっからな。息吐いて力抜けよ」 ぐっとチンポをアナルにあてがう。 「ぃやぁ………そこ、違うからぁ」 何を言っても無駄なのは分かっている。それでも言葉にしなければ抵抗したことにはならない。 「うるせーよ」 力一杯押し込めばユイのアナル処女も簡単に散るものだと信じて、生半可な金属より硬くさせた肉棒を的に押し当てる。 「ぃ、ぎゃぁああああっ!」 「ちっ………腹ん中、クソ溜め込んでんのかぁ?入りが悪いぜ」 絶叫のユイだが、実際には亀頭が少し入った程度。かといってやめるつもりなど無い。 ここにいるのは既に「誰にでも好かれる碇ユイ」ではない。衝動的にやってみたいことを実践してもいい性玩具に成り下がった女としてか認識されていないからだ。 「力抜け。ここから出してるウンコの方がよっぽどぶっといだろ?入らねーなんて言わせねえよ」 意訳すれば「何が何でも入れる」という宣言だ。 しかし実際に入らなかったことを考えて、男は左右の指を二本ずつ、無理矢理アナルに突っ込んだ。 こうして強引に拡げる気でいる。 「いやぁーーーっ!切れる、切れちゃう!!」 「うるせえって言ってんだろっ!ガタガタ騒ぐと、肛門でフィストかますぞ」 切れ痔になるくらいならまだしも、拡張訓練も無しに腕など突っ込まれては括約筋まで切れてしまう。 そうなれば二度と肛門は閉じなくなり、意志に関係なく大便は生涯垂れ流しだ。逃げられないなら少しでもましな方で耐えるしかない。 聡明の他にも様々な讃辞で形容される才媛でも、陵辱の最中では諦めることしか選べなかった。 「さっき俺がやってやったみたいに、自分でケツの穴に指入れて開け」 「は、はい………」 屈辱だった。口惜しく恥ずかしくて涙が止まらなかった。自分でだって見ることのない排泄器官を、自ら指を差し込んで拡げて見せなければならないなど、羞恥の限界を大きく通り越していた。 「そのまま動くなよ、入れてやるからな!」 再び肉棒の突先があてがわれる。痛みを思い出して無意識に身をそらすが、押さえつけている男達の協力が希望を遠ざける。 「痛い、痛い、痛いっ!」 「やかましい!」 悲鳴を上げる程度で痛みが和らぐなら放っておくのもいいが、今の彼らに情は通らない。うるさければ黙らせる。その方法は暴力で決まりだった。 「おし、入ったぜ」 (あ………切れ、た) キュンキュンに伸びきったアナルを見て満足そうな男とは対照的に、ユイの方はアナルを串刺しにされて、もう言葉もない。処女破綻の痛みに加え、菊座の裂けた激痛で下半身が燃えるような思いだった。 なのに男達は容赦がない。アナル挿入が安定したと理解すると、一度は離れた二人が戻ってくる。 口は肉棒でふさがれ、下半身は二本刺しだ。前後の穴と口に、男達それぞれのリズムが否応なしに発せられる。 男達の性欲を満足させればそれだけ早く解放されるに違いない。ユイが考えつく精一杯の結論がそれだった。だがどうすれば満足するのだ。解らない。せめて口に咥えているものは懸命に舌を動かせば早く結果が出るに違いない。 一刻も早く解放されるために、ユイは豹変したように咥えるチンポをぬぶりだした。 「おぉ、やる気出したみたいだな?」 やったことはない、知らないでは通らない。出来る限りのことをやってみせなくては自分が保ちそうにない。 ユイの心がけが通じたのか、直にチンポを咥えさせていると男が「そろそろ出すぞ」と腰つきを早めてきた。 (もうすぐ、終わるのね………) 「おらぁ。飲めよ!」 安堵もつかの間、髪を捕まれ、喉奥に亀頭がぶつかる。どうしても咥えたまま射精を受けるしかなかった。 「っ…うげぇ」 迸った精液で喉奥を満たされると、その生臭さに嘔吐感がこみ上げる。 「うぅ………ふぅっ」 射精の余韻も失せて男がチンポを引き抜くと同時に、ユイの口の端から白濁液がおびただしいほどに溢れる。不快な生臭さから逃れたい一心のユイは、口に残るザーメンを吐き出したのだ。 「手前ぇ、誰に断ってこぼしてやがんだ!」 「きゃ…」 自分のスペルマをぞんざいに扱われた男は不愉快そうに顔をけわだたせて、ユイの髪を掴みなおし、その声が悲鳴になりきらない内に吐き出された精液で汚れた床に顔面をこりつけた。二つの穴を貫いている男達は、示し合わせたわけでもないのに動きを止めた。 「吸え!手前ぇがゲロしたんだ!綺麗に吸い上げろっ!!」 「う、あぁ…」 まだ鼻孔には大便のこびりカスが付着しているというのに、嫌悪感を急上昇させる臭気の液体。口内にあって咽せ返った程なのに、押しつけられて鼻孔を直接刺激されると余計に背けたくなる。なのに撒き散らしたザーメンに顔を押しつけられて、更に頭を踏みつけられていてはそれも叶わないことだった。 「早く吸い上げろっ!やらないってんなら、今すぐフィストきめんぞ、こら」 フィストファックなる物がどういうことなのかは知っていた。ついさっき貫通された時、全身が壊れそうなほどの目にあったのだ。男の腕など入れられては本当に死んでしまいそうな気がした。ユイは背筋を震わせて、慌てて床にしみたザーメンに舌を伸ばした。舐めるしかない。 ぺちゃ、ぺちゃ………ず、ずずず…ぺちゃ……………………… 嗚咽と共に、埃を含んだザーメンを吸い上げる。 床の冷ややかさに温もりを奪われたザーメンは、簡単に飲み込めないほどかさつき、口の中に引っかかった。その気持ち悪さで吸っては吐き戻し、吐いた物を吸い上げるの繰り返しが続いた。 「何嫌々やってんだよ?もっと美味そうに舐めろ」 男が「やれないならフィストだな」と口にすると、どんなに嫌でも綺麗に舐め上げることに専念する。途中、床のザーメンに唾を吐きかけられても、それごとだ舐めて飲み下す。 恐怖がまとわりつく以上、ユイは男達の言いなりになるしかなかった。 もう明け方が近い。それでもまだユイは犯され続けていた。男達が交代することはあってもユイには休みもなく、助かることを諦めきってルーチンワークのように、チンポを見ればどこの穴でも差し出すようになっていた。 今、ユイはチンポを咥えさせられながら両穴を貫かれ、両手で穴にあぶれた二人の男の肉棒をしごいている。男達が面白がって、「AVみたいにヤッてみようぜ」と言い出した完全な悪ふざけだった。 「そうだ、写真とってやれよ、写真!いい記念だぜ!?」 「そうだな。棚にあったよな?」 論文の図解のためにスライドを使う事など常識だ。気の利いた講座には常に機材が配備してある。その機材は様々であり、フィルムを使用するタイプのカメラもその一つである。試写用のポラロイドもある。それが陵辱者の眼の届く範にあった事はユイにとって不幸だった。 「もっと顔見せろよ」 五人全員で陵辱しているとはいえ、チンポを握らせているだけの二人は比較的手が空いている。一方で一眼レフカメラを構え、もう一方でポラロイドを構えた。もちろん、チンポは握らせたままだ。カメラのオートフォーカスという無機質の機能すら陵辱者の味方に付いている。 (もうやだ………) 無理矢理だろうが、チンポを咥えさせられた口から拒絶の言葉は発せられなかった。 「ん、んんっーー!」 フラッシュが焚かれるたびにせめてもの拒絶の声を上げようとするが、休息無しで徹夜を続けた身体を男五人に犯されているのだ。声を張り上げる程度の力も残っていなかった。 写真撮影付きで男達が絶頂に達したあと、ようやくユイは全てのチンポから解放された。壁により掛かって朝日が顔に射すのを感じ取る感覚だけが辛うじて残っている。陵辱が終わったのは代わる代わるに犯されて完全にグッタリしてしまったからではなく、五回六回どころでは済まないくらいに輪姦したので、男達のチンポに限界が来たためだ。 結局それぞれの男に何回犯されたのかユイにはもちろん、犯した男達にも分からなかった。ただ明確なのは、ほんの数時間前まで処女だったことが欠片さえ残さない身体にされているということだけだった。 「うへぇ、精液でベトベトになってやがる………汚えなあ」 ドン、と足蹴にすると何の抵抗もなくユイの身体は床に倒れる。そして少し咽せ混んだその咳には精液が混じって飛び、膣口からもアナルからも精液が流れ出ていた。 「公衆便所も使いっぱなしじゃ長持ちしないよなあ………ちゃーんと洗い流してやらないと」 「う、あぅ………」 一人の男がそう言うと、ユイの顔面めがけて小便を放った。 「お、俺も協力するぜ」 男達は次々に「俺も」と口にして、ユイに小便をかけていった。 「うぁ……ぁぁ」 もう言葉などでなかった。ただ呻くだけ。その声すらうるさく思った一人の男が、ユイの口に狙いを定めた。あっという間に黄色い液体で満たされる。 「うぅ……げぇっ!」 気付いた他の連中も、こぞってユイの口めがけて小便をかけた。髪を掴まれ、鼻を摘まれ、嚥下する事まで強制された。 「っ、ごふっ、ごくっごくっ…………」 五人分の排尿は、細く小さな口に次々とそそぎ込まれる。鼻をつままれているため、息を吸うためには嫌でも飲まなければならなかった。そうでなければ排尿で溺れることになる。 「へへへ、飲んでる飲んでる。やっぱ便器は何でも入るんだな」 「見ろよ、こいつの腹」 間断なく注がれる男達の尿を飲み続けるユイの腹は、先ほどまでのスペルマとで満たされ、膨れきっていた。 「へへっ、どうやら満腹みたいだぜ?」 まるで壊れた機械の残骸でも放るように、ユイは床に出来た小便溜まりに投げ出される。 精液にまみれた全身を小便で洗い流され、腹一杯に男達の排泄物を飲み込んだ姿。研究一筋の知的女性というには憚る有様だ。 「他の講座の連中が来て見つかる前に後片付けしとけよ、便所女」 「できなきゃ問題扱いされる前に、自分が恥かくってことくらい分かってるだろ?」 「まー、写真とかも俺達が持ってるわけだしな」 「今度は他の講座誘って、もっと人数増やしてやるからな。楽しみにしておけよ、公衆便所ユイちゃん」 ピンとはじかれて飛んできたポラロイド。 全裸で男三人を同時に咥え込みながら両手にチンポを握らされる姿。 それ以前に顔も髪も胸も、目につくところは全て白濁に染まっている一枚。 小便を浴びせかけられている一枚。 誰がどちらを見ても犯されているのがユイだと一目で分かり、陵辱する男達の顔は欠片さえも映ってはいなかった。 痴態を全てを写したネガを握られている限り、自分に待つこれからの仕打ちを否定する事は出来ないと予測できていたに違いないが、ただ、輪姦直後でうち捨てられたユイにはそこまでの思考に及べないほど茫然自失の状態だったのだ。 この日を境に、ユイは大学の男子学生全員共有の性欲処理道具へと堕していった。写真が脅迫のネタであったのは言うまでもない。 同性の友人にこのことが知れると、ユイの周りに友人と呼べる存在は一人も残らなかった。孤独の失意を紛らわす自棄的な感慨も手伝って、陵辱した男達が言ったように、早い話が男性用無料公衆便所になったのだ。 初めのうちは輪姦した男達の欲求に応えるための共用ペットだったが、次第にエスカレートして形而上生物学講座の他の研究チームの人数も加わり、同講座からから他の講座へ、同学部から他学部へ、理系から文系へ、友人から友人へ、先輩から後輩へ、他大学のサークル関係者へと芋蔓式に口コミで学生達の間に広まり、一ヶ月もたたない内にユイは一日中、人気のない学舎裏でスカートを捲り上げて顔を見ることもない男達の欲求を満たす掃き溜めとして扱われるようになっていった。 誰が金を取るわけでもないので男達の遠慮のなさも無慈悲も半端ではなく苛烈を極めた。 学舎内でユイを見かけたら学舎裏に連れて行くことが見かけた者の義務とまで言われ、誰もが出来る限りの回数を吐き出していった。 しかも一人暮らしということが災いして、ユイの住むマンションまで男達が押し掛けるようになっていた。気づかない内に抜き取られた鍵から断りもなく合い鍵を作られたためである。学舎裏で待つよりも、部屋に押し掛けてしまえばより長く楽しめる。場合によっては部屋の中でセックス奴隷として飼い回せる。 性癖的にサディズムを潜ませる男には夢のような産物であった。 が、これは人が集まるべき場所ではないマンションに人が集まりすぎるということで、結局は人の出入りが不自然ではない大学の学舎裏が陵辱の指定席となった。 余談ではあるが、注文につぐ注文により、街の合い鍵屋は「あの部屋の鍵を」といわれれば原型を見ないで削り出せるほどのコピーが取られたという。こうしてユイは安息を得る場所すら失い、いつしか部屋に帰ることもなく学舎裏から離れることができないようになっていた。 さて、この無料公衆便所の利用者は同大学在学中の学生や他大学学生に限らず事務職員や若手教授陣も数多くいた。 避妊など全くしてもらえないために幾度となく妊娠したユイであったが、医学部で教鞭を執るべき者達の利用者があったからこそ中絶には困らなかった。あるいは元より堕胎の練習台程度にしか思われていなかったのかもしれないが、所詮は公衆便所とまで堕された女である。 限界を通り越して酷使された性器がどうなるのか知りたい、邪な探求心の気まぐれでしかない。悪趣味だったのはユイが公衆便所になった日を掲示してその下に A=一日15時間稼働と仮定 B=一回の平均所要時間(15分) C=成年男子の平均的射精可能回数(一日2.8回) D=日数 と前提され 「A/B×C×D=ブチ込まれた回数」 などという数式が書かれていたことである。これによるとユイが一日に精を注がれる回数は162回となるが、アナルセックスやフェラチオの場合もあるので、どこかで射精を受けたとするなら簡単にこの数字を凌駕するのは間違いない。さらに言えば、これを書いた者は一日15時間と仮定しているが、実際には寝ていようと失神していようと構わずユイに侵入した者も多くいたのだ。その辺の考慮をすると、仮定による算出は不可能だろう。 この他に、兄姉に話を聞いてユイで筆卸をしに来た在籍学生の弟などが数人いた。そしてこの連中が話を広めて、同大学周辺男子中高生も列をなした。中高生の間ではユイで筆卸を、さもなくば自分の彼女に「早い」「下手くそ」と言われたら経験値アップをするために訪れる場所として定着するのに時間もかからなかった。 誰が確かめたわけではないが、大学周辺の中高生から童貞がいなくなったと言われるほど中高生の利用者は後を絶たなかったという。塾や予備校で話が広まれば「受験先の下見」と称する府外からも利用者があったほどだ。特筆すべきは、早熟な小学生まで利用に来ていたと言うことだろう。 伸びきらない包皮が挿入の邪魔をしてもしゃぶらせることは出来る。彼らにしてみれば本番を向こう側に眺めながら女子大生のフェラチオを堪能できるピンサロ状態だった。 その上、噂を聞きつけたOBや近隣のサラリーマン、若い肌に飢えた商店主や町内のご隠居などまで暇を見つけては混ざりに来ていたが、公然の秘密として「学舎裏の無料公衆便所」の存在は表沙汰になることは決してなかった。 社会とは断ち切られている垢まみれの浮浪者でさえユイを利用するほど界隈では有名なりながら、街の少年から老人までが口を噤み続けた結果、ユイは正式にゲヒルンの一員になって京都を去るまで一日に相手をする人数、いや、掃き溜めに欲求を吐き出しにくる人数が三桁に上ることも決して珍しくない、奴隷や苦力よりも過酷なセックス三昧陵辱三昧蹂躙三昧で過ごす日々を報酬もなく強いられ続けた。 後年、ユイの口から「生きていればどこにいたって幸せ」という言葉を聞いた者がいるらしいが、その言葉を口にするようになったのは、奴隷以下の性欲処理用便器として扱われる日々、自分に言い聞かせるために紡ぎ出された口癖であるということを知る者が何人いるのか不明である。 その後ユイの夫となった男が、彼女の産んだ子の父親が自分ではないかもしれない疑念を抱き続け、ユイ消失後、それ故に子供に辛くあたっていたのだと吹聴する者がいたとかいないとか。権力を用いれば事実を確かめる方法は幾らでもあったのだが、ユイの夫になった男に、確かめる勇気などなかった。 |