【転校生 マユミ】

第一話
WRITTEN BY Ashra

ここは私立第三東京学院高等学校・・・

1−Aに一人の少女が転入して来て、クラスメイト達に紹介されるところである・・・


「山岸マユミと申します。皆さん、宜しくお願いします」

マユミが自分の名を告げて頭を下げると、クラス中から拍手が沸いた。

「山岸さんの席は後ろから三番目のあそこよ」

担任の葛城ミサトがマユミの席を指差す。

「はい」

マユミはミサトの指定した席に座った。

マユミが席に着くとと、右隣に座っている少年から声が掛けられた。

「僕は碇シンジ。よろしく、山岸さん」

「は・はいっ!」

マユミはいきなり声を掛けられて驚き、声が掛かった方向を向いた。
そこには中性的な容姿を持つ少年、碇シンジがマユミに微笑んでいた。

マユミはシンジの微笑みに思わず見とれてしまい、頬をうっすらと染めていた。

「・・・山岸さん、山岸さん」

「は・はいっ!」

「どうしたんだい?顔が赤いよ、熱でもあるのかな?」

「い・いえっ、あの、その、な・何でもありません・・・」

マユミは慌てて取り繕う。まさか自分がシンジの笑顔にトリップしていたと言える訳がない。

「具合が悪いんだったら僕に言ってね」

「は・はい、だ・大丈夫です」

「ならいいけど・・・」

シンジが引き下がると、マユミはホッと一息ついた。



『”一目惚れ”って、こう言うことなのかな・・・』

マユミは今まで経験したことの無い自分の感情の動きに困惑していた。
マユミはシンジの方をチラリと横目で伺う。
シンジはマユミの方をずっと見ていて、マユミと目が合うと微笑みを返した。

「!!!!!」

マユミは顔を真っ赤にして前に向き直った。

『や・やだ・・・、私ってどうしちゃったのかしら・・・』

マユミはシンジがずっと自分を見ていたことに焦っていた。



「・・・この間決まった通り、山岸さんの担当はシンちゃんね、よろしく頼むわよ」

ニヤついた笑いを浮かべながら、ミサトがシンジに告げる。

「解りました」 と、シンジが涼しい顔をして応える。

「碇君、担当って・・・」

マユミは疑問を抱き、シンジに訊ねようとするとミサトよりHRの続きをする旨が伝えられ、 マユミの試みは徒労に終わってしまった。

ミサトが伝達事項を伝え始める。

「・・・です。で、今日はこの後すぐに定例の女子の身体検査がありますので、遅れないように。 山岸さんにはいきなりで悪いんだけど、一緒に受けてもらいますが、いいですか?」

「はい」

「そうそう、山岸さんにこれを渡さなくちゃいけないんだったわ。ちょっと前に来てくれる?」

「はい」

マユミは返事をし、ミサトのところまで行くと、ミサトより紙袋を手渡された。

「先生、これは何ですか?」

「これは検査服よ」

「検査服、ですか?」

「ええ。女子はこれを着て検査を受けてもらいます」

「レントゲンか何か撮るんですか?」

マユミは病院でよく見かける検査服をイメージした。

「ええ、色々細かいところまで検査するから必要なのよ。下着を一切着けずにこれを着てもらいます。 面倒だけど協力してくれるかしら?」

ミサトが軽く説明をし、マユミに了承を求める。

「はい、解りました」

マユミはミサトの説明に納得したのか、検査服の着用を了承した。

「男子のみんなは検査機材の設置の続きを行いますのですぐに体育館に移動して下さい」

「「「ウィーース」」」

男子生徒全員が返事をし、ゾロゾロと体育館に向かった。

「碇君」

マユミは体育館に移動しようとするシンジに声を掛けた。

「何だい?」

「あの・・・、機材設置って・・・」

「ああ、この学校は男手が殆ど無いから力仕事に駆り出されるんだよ。今日も朝7時に学校に来て 機材設置をしてたんだよ」

「そんなに早くからですか・・・、まだたくさん残っているんですか?」

「いや、殆ど終わっていて、後は電源等の結線作業ぐらいかな?」

「そうなの・・・」

「じゃ、時間が無いんで」

シンジはそう言って体育館に向かった。

「じゃあ、女子のみんなは準備して。着替え終わったら体育館に集合して下さい。 洞木さん、あとはよろしく」

ミサトは学級委員長の洞木ヒカリに向かってウインクをした。

ヒカリは「はい」と返事をした。

「そいじゃあね〜」

ミサトは手をひらひらと振って教室を後にした。



女子生徒たちがめいめい着替え始める中、マユミは一人佇んでいた。
そんなマユミに背後から声がかけられた。

「山岸さん」

「は・はい」

マユミが振り向くと、そこには蒼銀の髪と紅い眼を持ち、肌が白い少女が立っていた。

『うわぁ・・・、奇麗な人・・・』

「私は綾波 レイって言うの。よろしくね」

「は、はい。こちらこそよろしく・・・」

マユミはレイの美しい容姿に見とれていた。

「ん?どうしたの」

「い・いえ・・・、何でもありません・・・」

「山岸さんは私達と同じ検査グループになるから。他のメンバーを紹介するわ」

「はい」

レイがそう言うと、レイの後ろより二人の美少女が現れた。

「アタシは惣流 アスカ・ラングレーって言うの。よろしくね」

アスカは右手をマユミに差し出した。

「は・はい、よろしくお願いします」

マユミは一瞬躊躇したが、アスカの手を両手で握って笑顔を返した。

「私は霧島 マナ。山岸さん、よろしくね」

マナはマユミに笑顔で会釈した。

「こちらこそ、よろしくお願いします」

マユミもマナに笑顔で会釈した。

『良かった、皆いい人ばかりで・・・』

マユミは転校生であるが故の孤独感が薄らいで行くのを感じ、安心していた。

「アスカ、早く着替えないと遅れるわよ」

ヒカリが注意を促す。

「解ってるわよ」とアスカはヒカリに返事をし、他の三人に「急ぎましょ」と急かした。

アスカに急かされ、マユミが検査服の入った紙袋を開け、検査服を取出して中身を広げて驚愕した。

「えぇーーーっ!」

マユミは思わず大声をあげてしまった。マユミの大声にクラスメイト達からは何事かと視線が集まっている。

『こ・これって・・・・、こんなの着て検査するの・・・』

マユミは支給された検査服を両手で広げた状態のまま固まっていた。
マユミが手にしている検査服は、ランニングシャツに酷似した形状をしている。

ただ、布地が非常に薄く、胸元と両脇の部分が大きく開いており、丈がやや短めに作られていた。
色は白で、着用したとしても地肌が透けて見えてしまい身体を隠す用途には向かないのは明らかであった。

「山岸さん、どうしたの?」

マナがマユミに声を掛けた。

「き・霧島さん、検査服って、これなんですか?」

マユミが恐る恐るマナに問う。

「ふふふっ、そうよ。これが検査服よ」

「で・でも・・・、こんなのって・・・」

「どうしたの、早く着替えないと・・・」

そう言いながら、既に検査服を着用したアスカがマユミ達の前に現れた。

「そ・惣流さん・・・」

マユミはアスカの検査服姿に唖然とした。

両胸は、検査服がやや小さ目になっていることもあり、肩にかかるストラップの部分で辛うじて乳首が隠れているが、布地が薄いこともあり色や形が丸判りである。
乳房の半分以上が完全に露出しており、横から見れば乳房全体が露出している状態である。

更に裾の当たりの状態がどうなっているかと言うと、丈が短いので下腹部の上半分しか覆いきれず、アスカ自慢の髪と同色のアンダーヘアが丸出しである。

「あ・あの・・・、は・恥ずかしくないんですか?」

「ええ、物凄く恥ずかしいわ・・・」

「な・なら、どうして・・・」

「恥ずかしいのが良いからに決まってんじゃない」

アスカはさも当然のような顔をしてマユミに説いた。

「山岸さん」

検査服に着替えたヒカリがマユミの前に現れた。

「ほ・洞木さん・・・」

ヒカリの場合、胸のボリュームがアスカ程では無いので検査服の下に覆われているが、それでも薄い布地のおかげで乳首や胸の形は良く判る状態だ。
裾の辺りはアスカと同様に丈が短いので、下腹部はほぼ丸出しの状態であり、アンダーヘアは控えめなのでやや発達したクリトリスがヘアの茂みより頭を覗かせていた。

「山岸さん、早く着替えて下さい」

ヒカリがマユミに睨みを利かせる。

「で・でも・・・」

渋るマユミ。

「さあ」

ヒカリが更に促す。

「・・・・・・」

応えられないマユミ。

「早く着替えなさいっ!!!」

「は・はいっ!!!」

ヒカリの剣幕に、マユミは思わず直立不動の姿勢を取って応えた。







「・・・やっぱり恥ずかしいわ・・・」

検査服に着替えたマユミは、教室にある姿見で自分のあられもない姿を見て顔を真っ赤にしていた。

「山岸さん、コレを付けて」

検査服に着替えたレイがマユミに小さなプレートの付いた首輪が手渡された。
プレートには"2115FA00053"の番号らしき物と"Mayumi Yamagishi"と、マユミの名前が刻まれていた。

プレートを裏返すと、今度は表の番号のスキャニングコードらしき物が刻まれており、コードの下には"Owner: Shinji Ikari"と刻印されていた。

「・・・これは?」

マユミがレイに問う。

「これはね、私たち女子生徒専用の認識票よ」

「え、これがそうなんですか?」

「そう、このプレートに書かれている番号が学籍番号で、裏に所有者の名前が入っているわ」

「所有者って・・・、碇君のこと?」

「ええ、そうよ。私と貴方、それからアスカとマナの所有者は碇君よ」

「そんな・・・、まるで私達奴隷みたい・・・」

「みたいじゃなくって、奴隷そのものよ」

マユミとレイの会話に、マナが突然割り込んできた。

「マナ、どうしたの、素っ裸じゃないの。検査服は?」

レイがマナを咎める。

「へへっ、家に忘れてきちゃった」

マナは悪びれずに応える。マナはプレートの付いた首輪以外は何も身に纏っていなかった。

「わざとでしょ〜っ、私だって素っ裸で検査を受けたいのに〜っ」

レイが幾分ムッとした顔をして詰問する。

「へへへ〜っ、でも私だけじゃないわよ」

マナは教室の前の方を指差した。そこには、やれやれ、といった表情のヒカリから数名の全裸の女子生徒がお小言をくらっていた。

「・・・もう、しょうがないわねぇ〜」

レイは呆れた顔した。

「マナ、後でおしおきよ。抜け駆けは許さないからね」

マナの背後でアスカが囁いた。

「あんっ、お手柔らかにね」

マナはどこか嬉しそうな表情をしてアスカに応えた。

「・・・あの」

マユミがおずおずとマナとアスカの会話に割り込んだ。

「ああ、ごめんなさい」

マナはマユミに中座した話の続きをした。

「この学校はね、男根崇拝の宗教団体が経営母体で、その教義を実践し体得する為に創設されたのよ。 その教義は男尊女卑で、男根、つまり男の人のアレ。”おちんちん”・・・キャッ、言っちゃった」

マナは自分で言ったセリフに頬を赤らめながら顔を覆って、イヤンイヤンをした。

「何やってんだか・・・、話を続けるわよ」

レイがマナの後を受け継いで話を続けた。

「つまりね、”おちんちん”を持っている男の人が神に近い者として崇められ、それを持っていない私達女は 最も卑しい者として蔑まれ、男の人に奉仕すべき存在である、という考えに基いているの。と、云う訳で私達女子は 全員男子生徒の支配下にあるの」

「だ・男尊女卑ですか・・・」

「そう。男子生徒の命令には絶対服従が大原則なの。女子生徒だけでなく、先生達も含めてね」

「・・・そう言えば、男性の先生は職員室では見掛けませんでした・・・」

マユミは今朝職員室に入った時のことを思い出していた。

「男の先生はこの学校には居ないわよ」

アスカが口を挟む。

「男子生徒の性的欲求を満たす為に、男子生徒一人につき3〜5人の女子生徒が性奴隷として宛がわれているのよ」

「そ・そうなんですか・・・」

マユミはただ驚くしか無かった。転入した学校がこのような設立背景を持っていたとは思いもしなかったのである。

「でも、この学校に入学を許されるのはその宗教団体の関係者、及び教徒の子女しか入れないはずよ」

「え、じゃあ・・・」

「そ。つまり貴方のご両親がこの教団の関係者または教徒であるはずよ。アタシやレイ、マナ、それからご主人様で あるシンジと同じようにね・・・」

「そ・そんな・・・」

マユミは混乱していた。自分の両親がこのような破廉恥(世間一般の常識と照らし合わせて)な教義の宗教と 関係していたことにかなりショックを受けていた。

「ふふふっ、随分ショックを受けてるようね」

あっちの世界に行っていたマナが再度話に割り込んできた。

「でも安心して、山岸さん。私達のご主人様はとっても優しくて良い人だから」

マナはオーバーアクション気味にマユミの両肩に手をかけてマユミを揺さぶった。

「そうそう、碇君は私達を躾るのが上手だし・・・」

レイがシンジの躾を受けている時のことを思いだしながらトリップしていた。

「そ・そうですか・・・」

マユミは二人の”どこか行っちゃってる”態度に思いっきし引いていた。

「まあ、そんなに心配しないの。シンジは本当に私達を大事にしてくれてるから」

アスカがマユミの不安を取り除くように語り掛ける。

「・・・そうですね、あの時の碇君、すごく優しい微笑みで私を迎えてくれました・・・」

マユミはシンジから声を掛けられた時のことを思い出してうっとりしていた。

「今日の身体検査は、”ご主人様”達が私達女奴隷の健康状態を、直接ご自分の目で検査してくださるのよ」

アスカが身体検査の目的をマユミに告げる。

「・・・そう、だから検査し易いようにこのような”検査服”を着用しなければいけないんですね」

マユミがどこか晴れ晴れとした表情でアスカに応える。

「そうよ。それとね、この検査服を着用したり、マナのように素っ裸で大勢の人達の目に晒されることを想像して みて、どんな気持ちになるかな?」

レイがマユミに問う。

「・・・正直云って、とても恥ずかしいです。想像しただけで心臓がバクバクいってます。けど・・・」

マユミは顔を真っ赤にして応える。

「けど?」

マナが促す。

「・・・けど、大勢の人達が自分を見てるんだって思うと、自分をもっと磨かなきゃ、と思うんです・・・。 それにどこか気持ちいいな、って思うんです・・・」

「そう、正にその通りよ。私達女奴隷は大勢の男の人達の視線によって磨かれるのよ」

マナが力強く応える。

「霧島さん・・・」

「そうよ、山岸さん。私達は男の人達が居なければ美しさを磨くことは出来ないのよ。だから男の人に卑しい存在 だ、と蔑まれるのよ」

「綾波さん・・・」

「山岸さん、だから私達女奴隷は男の人の目を楽しませたり、ご奉仕して気持ち良くなってもらうことを第一に 考えなければいけないの」

「洞木さん・・・」

「ふふふっ、私達女奴隷がいかに卑しく、蔑まれる存在であるか、いかに男の人に頼らなければ生きて行けないか、 もう理解できたかしら?」

「はい、惣流さん。自分がいかに卑しい存在であるかよく解りました。今日からは男の人にご奉仕すべき女奴隷として 生まれ変わります」

マユミはアスカ、レイ、マナ、ヒカリの四人から完璧なマインドコントロールを受け、自分を卑しい女奴隷として自覚した。

「そう、私達女奴隷は男の人達と対等な存在ではないのよ。今まで他所で培われた一般常識は捨て去るのよ」

「はい、惣流さん」

「私達女奴隷は、男の人達の御慈悲によって生かされているのよ。だから男の人の命令には絶対服従するのよ」

「はい、洞木さん」

「私達女奴隷には、人権と云う物は存在しないのよ。私達はご主人様に飼って頂けることが至福の極みなのよ」

「はい、綾波さん」

「私達女奴隷は、ご主人様の名誉を傷付けないようにする義務があるのよ。だからご主人様以外の男性にも ご満足頂けるようにしなければならないのよ」

「はい、霧島さん」



「では山岸さん、自分は一体どのような存在であるか、言ってごらんなさい」

「はい、洞木さん。私は卑しい女奴隷です」

「では山岸さん、男の人とは、どのような存在ですか?」

「はい、霧島さん。私達女奴隷に御慈悲を下さる方たちです。私達女奴隷はその御慈悲によって生かされています」

「では山岸さん、卑しい女奴隷である自分を飼って下さる方がお見えだったら、どんな気持ちですか?」

「はい、綾波さん。それはもう、とても身に余る光栄だと思います」

「では山岸さん、卑しい女奴隷である自分を飼って下さる方の名誉を傷つけない為には、どうしますか?」

「はい、惣流さん。自分の力の限りを尽くして女奴隷としての責務を果たします」

「では、貴方のご主人様の名前は?」

「はい、惣流さん。私のご主人様の名前は”碇シンジ”様です」

「ふふっ、良く出来ました。これで貴方も私達女奴隷の仲間入りね」

「あ・綾波さん・・・」

マユミは感極まって、涙を溢れさせていた。教室内に居た女子生徒達も、また、マユミに問いかけていた四人も皆涙を流していた。

「山岸さん、よかったね・・・」

女子生徒たちが皆そう云ってマユミに声を掛けてきた。
マユミも女子生徒たちに「ありがとうございます」、「頑張ります」などと応えていた。

「さあみんな、ご主人様達をお待たせしちゃ申し訳無いから早くして」

涙を拭きながらヒカリが全員に声を掛け、身体検査が行われる体育館へ向かうよう促した。

「「「ハーーーーイッ!!!」」」

女子生徒全員が元気良く返事を返し、廊下に出て3列に整列した。

「それじゃあ、出発!」

1-Aの女子生徒全員が体育館に向かって行進を始めた。



※ここで少々補足をば・・・ m(_ _)m

私立第三東京学院高等学校の敷地は2つに別れており、教室や職員室、研究施設等がある第一区画と、体育施設 (グラウンドや体育館、プールなどがある)を集めた第二区画があり、双方の区画は主要幹線道路によって分断 されており、双方への往来は陸橋式の連絡通路を使うか、それぞれの区画の正門より行き来するしかないのである。


両区画の正門は何故か反対方向に設置されており、徒歩で10分程かかる距離がある。

下に略図を示す。(ブラウザによって表示が変わりますのでソースを直接ご覧ください。)


                          │      │                           N
                          │      │                           ↑
        ┌───────┐│      │ ┌───────┐         
        │     第       ││  R  │ │     第       │   
        │     一       ││  5  │ │     二       │    
  正    └     区       ││  5  │ │     区       ┘ 正       
               画       ││  8  │ │     画               
  門    ┌              ││      │ │              ┐ 門      
        │              ││      │ │              │     
        │              ││      │ │              │      
        │             ────────              │
        │                連絡通路                   │
        │             ────────              │
        └───────┘│      │ └───────┘        
                           ┬┬┬┬
                           ┴┴┴┴
─────────────┘      └───────────
                      ├┤          ├┤                    
                      ├┤ R927 ├┤ 
                      ├┤          ├┤
                      ├┤          ├┤
─────────────┐      ┌───────────
                          ┬┬┬┬┬
                          ┴┴┴┴┴
                          │      │

この学校は、国道558号線と国道927号線が交差する場所にあり、また、都市部にある為 人や車の往来が激しい場所に設立されているのである。

この学校の各種設備はかなり充実しており、図書館の蔵書量は国会図書館に匹敵する程の質量を誇っており、 研究設備は校内の科学者(マッド?)が趣味に走った設備を揃え、 さらに第二区画の体育施設は国内でも有数の規模の広さを誇り、いち学校法人が保有するには明らかにオーバースペックである。
よって第三新東京市の各種イベントやスポーツの大会などはこの学校の第二区画を使用して行われることが多いのである。

以上、補足おわり。(^^;;;



校舎の中を行進している途中に体育館への連絡通路を示す案内板があったが、女子生徒たちは案内板が 示す方向へは向かわず、階段を降り始めた。

「あの、連絡通路はあっちですけど・・・」

マユミが進行方向が違っていることを伝えようとしたら、レイに止められた。

「いいのよ、こっちで」

「え、でも連絡通路を使ったほうが・・・」

「ふふふっ、あの連絡通路は通行禁止なのよ」

「えっ、どうしてですか?」

マユミの問いにマナが応える。

「女子の身体検査の日は、私達女子生徒は連絡通路の使用を禁じられているのよ」

「そうなんですか・・・」

「だからこのまま一階に降りて、正門から学校の外に出て、第二区画の正門から体育館に入るのよ」

「じ・じゃあ・・・」

「ふふふっ、そうよ。私達のこの恥ずかしい姿を外にいらっしゃる大勢の男の人達にお見せするのよ」

「そ・それで霧島さんはわざと検査服を・・・」

「そうなのよ。私のこの恥ずかしい姿を大勢の人達にご覧に入れるの。そして皆さんに歓んで頂くの」

「実はね、山岸さん、私も霧島さんみたいに素っ裸になって大勢の人たちの目を楽しまさせて頂きたいのよ・・・」

ヒカリが自分の心情を吐露する。

「洞木さん・・・」

「ヒカリはね、ほら、学級委員だから。皆の模範にならなきゃいけないから」

アスカが説明する。

「そうですよね・・・」

「ほら、山岸さん。あんなに男の人が」

レイが窓を指差した。丁度正門の辺りが見える。そこにはカメラやビデオカメラを持った男達が大勢たむろして おり、女子生徒達のあられもない姿を撮影しようと待機しており、女子生徒達が現れるのを今か今かと心待ちに しているのであった。

「うわ・・・、あんなに沢山の男の人たちが・・・」

マユミは大勢の男達を見て驚き、自分の秘所が濡れそぼるのを実感した。

「この学校の女子の身体検査は、事前に周辺地域に開催告知を出していてね、大勢の男の人達に集まって頂いて 私達のこのはしたない姿をご覧頂くのよ」

「だから連絡通路は通行禁止になっているんですね」

「そういうこと」

レイが短く返す。

「みんな、いいこと。これから校庭に出るからね。お集まり頂いた皆さんにご満足頂くように私達の恥ずかしい 姿をご覧に入れるのよ!」

「「「はーーーーいっ!」」」

女子生徒達は3列に並んだまま、整然と校庭に歩み出た。


「「「オオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」」」

学校の周囲から野太い歓喜の雄叫びが轟いた。

マユミが何事かと辺りを見回すと、そこには大勢の男達の目が光っていた。
流石に学校の敷地内には侵入して来てはいないが、校庭外周の外壁には女子生徒のあられのない姿を一目見ようと男達がカメラを手にへばりついていた。正門の辺りは黒山の人だかりである。
皆夢中でカメラのシャッターを切っている。

「カシャッ、カシャッ、カシャッ、・・・・」

「す・すごい・・・、こんなに沢山の男の人達が・・・。皆、私達の恥ずかしい姿を・・・」

「どう、山岸さん。ここに集まって下さっている皆さんは、私達のこの恥ずかしい姿を見て歓んでらっしゃるのよ」

赤い顔をしてアスカがマユミに問いかける。
アスカだけでなく、レイ・マナ・ヒカリやその他の女子生徒達は皆自分達のあられもない姿を大勢の男達の前に晒している事実に、感情を昂ぶらせていた。
当然、マユミも例外では無かった。

「惣流さん・・・、私、おかしくなっちゃいそうです・・・」

マユミは早くも絶頂寸前である。

「ふふっ、イクにはまだ早いわよ・・・。この後まだまだいっぱい恥ずかしい姿を皆さんにお見せするのよ・・・」

「あんっ、わ・私・・・、うれしいですぅ・・・、アンッッ!」

マユミはこの後自分に降りかかるであろう恥辱の数々に思いを馳せ、絶頂を迎えてしまった。

「山岸さん、まだ始まったばかりよ。しっかりしてね」

レイがマユミを介抱する。

「あ・綾波さん・・・、済みません・・・」

マユミはレイに寄りかかりながら詫びていた。

女子生徒達は正門をくぐり、警備員が人垣を掻き分けて作った第二区画への通路を進んで行った。






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