投票の採点における基準について

※このページは最大画面でご覧下さい。テーブルが正常に表示されないことが御座います。
※気が付いたら気が付いたときに順次、事項を追加していくことを予め明記させて頂きます。
いつ、いかなる時に追加していてもこちらは責任を取りません。
更新履歴質問掲示板
履歴を残していくことは致します。追加する前の段階で有効票とした投票につきまして、追って無効票と判断することはありません。
また、基準を明記していますので、この基準を元に私に反論して下さっても構いません。
反論がありましたら私もこの基準を元に説明し直しますし、又、その反論が理にかなっていた場合、無効票判断を取り消させて頂くこともあります。

投票は、感想、決め手共に一文単位で審査していきます。
一文という単位には単文、複文、重文の3種類があります。
以下の表に判断方法を明示させて頂きます。

文の種類(チャプター)
目次(話題)
説明
例文
例文解説
単文
単文とは
審査方法
節を一つしか持たない文を指す
1.主部(主語)述部(述語)の決定
2.主観的要素の決定
3.客観的要素の決定
私は彼の笑顔が好きです。
情景描写が繊細で読みやすかった。
「私」が主語、「好きです」が述部になります。そして、「彼の笑顔」が目的語となりますが、ここには主語述語の構文は無い為、節ではありません。従って、節が一つの単文となります。
「情景描写」が主語(主部)「読みやすかった」が述部(述語)になります。ここで「読みやすかった」が主観的要素と判断されます。ここで、ひとまず主部述部を除いて主観的要素を探しますが、その前に、「読みやすかった」は主観的ですね。投票者にとってどうであったかというのは主観的な判断だからです。それ以外に主観的要素はありません。客観的要素を探しますが、客観的という言葉の意味は普遍的に近いです。従いまして、事実を根拠に因果関係がハッキリする文章でなくてはなりません。今回の審査対象は「繊細で」と言うことになりますが、何を根拠に繊細と言っているのかが全く分からない為、この文章には客観的要素は無いことになります。
重文
重文とは
審査方法
二つ以上の節が等位接続している文章の事
それぞれの節を単文、もしくは複文として審査する。
描写が丁寧で、キャラの個性もハッキリしていた。
「描写が丁寧」と「キャラの個性もハッキリしていた」が等位接続しています。前者、後者がお互いに修飾被修飾の関係にないのが特徴になります。この二つをそれぞれ一文として考え、単文、もしくは複文の審査と同様の審査を行います。
複文
複文とは
審査方法
二つ以上の節、又は文が等位接続ではない接続をしている文のこと。
単文の審査方法に準ずる。ただし、1の主語(主部)述語(述部)の決定については主節の主語(主部)述語(述部)とする。
情景描写、心情描写はその組み合わせから登場人物の緊張感や鼓動、かすかな動きに至るまで伝わるよう、細部まで行き渡っている。その為に、文章そのものは描写に偏重気味になっており、少々重たい内容になっているが、シリアスな作風、世界観とマッチしている。
複文は、本来は二つ以上の節が等位関係を持たず接続している場合のみを指しますが、小説リーグでは文と文の接続も含む事と致します。従いまして、例文はこれだけで一文と考えるのです。二つの文で構成されていますが、「その為に」という因果関係を表す接続詞で接続されているので、複文として処理されます。また、前者の文だけを見ても、後者の文だけを見ても複文となっています。前者を例に挙げますが、「情景描写、心情描写」が主節の主部、「行き渡っている」が主節の述部になります。従属節の述部は「伝わる」になり、主部は「その描写」(主節の主語と一致している為に省略されている)になります。因みに、前者の文がこの文全体で見ると従属節ですので、その部分が丸まると客観的要素としてカウントされます。

その他(用語説明他)

節とは

主語(主部)述語(述部)の関係が文脈上の省略を含めて存在するまとまりを指します。

句の扱いについて

句とは節ではないが2文節以上から成り、まとまった意味を持つまとまりを指します。
句のみで構成されている文章は、句の中で主格、目的格の助詞等によって主語述語、修飾被修飾関係が見いだされるときのみ、文として扱います。
文章中に存在する句につきましては、意味が通る範囲に於いて要素としてカウントします。

指示語について

指示語は文章中に於いて読み取れる範囲で補って考えます。

感情動詞について

個人の心情を表す言葉については、その言葉の入る節を全て主観的とみなします。
主に「思う」「感じる」「読みやすい」「読みにくい」「楽しい」「つまらない」「どきっとさせられた」「ぞくっとした」「分かり易い」「わかりにくい」等々
極端なことを言ってしまうと全てが心情を表す言葉になってしまいますが、目安として「そう言う内容の小説なんだ」と感想を読むだけで分かるような表現は心情を表す言葉ではない、とお考え下さい。
ただし、あくまでも目安です。

感想部、文字制限について

2試合で300字程度とありますが、客観的要素及び、主観的要素と判定されない主語(主部)述語(述部)部分でカウントします。

補助動詞について

当たり前ですが、直前の動詞と共に句として扱います。

リーグ投票特例について

リーグ投票に際しまして、特例として特定の条件の下、感想部をまとめて書き上げて投票するスタイルを容認する事と致します。
これは、目一杯書ききってしまった場合、複数のバリエーションを用意する事が大変だろうとの配慮からですが、その基準は非常に高い物となっています。
無難に一つ一つ投票していく事をオススメします。
また、この基準を作成する事によって、今後、リーグ投票の際、同じ文章で感想部を埋める事は許しません(もちろん、語尾を変えるなどで僅かに文章を改変するだけなどの文章も認めません)。
その条件は以下に示します。

まず、感想部につきまして、客観的要素を以下の九種類に分類します。

客観的要素
設定的要素
1.キャラ設定
2.世界観設定
3.ストーリー設定
4.メッセージ性
技術的要素
描写
5.心情描写
6.情景描写
7.語彙
バランス
8.会話と描写の
 バランス
9.総合的な
 バランス
1.キャラ設定とは
小説に登場するキャラクターについての設定です。
具体的にはキャラの性格、生い立ちなどが当たります。
2.世界観設定とは
小説の世界に関する設定を指します。
ストーリーとは関係のない背景設定になります。
例えば、魔法が使えるとか、どういう国家があるかとかがこれに当たります。
3.ストーリー設定とは
小説のストーリーについての設定です。
ストーリー上の最終目的、伏線などが該当します。
4.メッセージ性とは
その小説から読み取れる、あるいはその小説で強く主張されている事を指します。
主に、小説は表現媒体だと考えている方の小説から発信されている事が多いです。
例えば、「生とは何か」を表現しようとしていたりすることを指します。
5.心情描写とは
小説に登場するキャラクターの心情を表す描写を指します。
6.情景描写とは
心情描写とは違う、風景などを表す描写を指します。
7.語彙とは
描写、会話などで使用される単語の種類、慣用句の種類など、語句の豊富さを指します。
8.会話と描写のバランスとは
会話と描写の量的質的なバランスを指します。
9.総合的なバランスとは
以上の8要素について総計したバランスを指します。
分類後の審査方法
当小説大会は「比較」が前提となる大会です。
従って、以上の9要素が、大会の全ての組み合わせに於いて、何要素重なっているかを調べます。
1部リーグでは6要素以上、2,3部リーグでは5要素以上(ただし技術的要素と設定的要素はそれぞれ最低一つを含む)、要素が重なっていた場合、有効票とします。
敢えて助言を言うなれば、メッセージ性と技術的要素のバランスにつきましては、客観的に表現する事はきわめて困難と言えます。
ですので、このパターンでの投票が成功する方は「神」です^^
通常の投票をする事をオススメします。なお、現在までにこの形式で投票されてしまった方は通常の形式として扱わせて頂きます。