第四回小説リーグ投票所 投稿者:姫蚕 投稿日:2009/02/28(Sat) 00:02 No.123
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3部リーグは前回大会で4部1位2位となった方が2部リーグのイスを掛けての激突となります^^ このリーグも1試合のみとなります。
あやめ MAJESTY ttp://www.shiftup.jpn.org/flash/sim/newbbs/patio.cgi?mode=view&no=27108 VS カーボン 遥か遠き理想郷 ttp://www.shiftup.jpn.org/flash/sim/newbbs/patio.cgi?mode=view&no=26320
これも、4部トーナメント2回戦終了が締め切りとなります。 外部からの投票も是非よろしくお願いします^^ |
Re: 第四回小説リーグ投票... - 木ノ火 2009/03/03(Tue) 19:23 No.128  |
第1試合 □あやめさん ■ゼロ章の最初、事件ーというかその場に何が起こったのか、をあえて書かず、読者の興味をそそる文になっている。
■比喩が工夫されている・ex「雷が巣を張ったかのような」
■様々な視点から書いてあるためか、それぞれが「濃く、少なく」な印象。またそこまで濃くしなくてもよいのでは・・・というところを濃く(テミ)、もう少し欲しいと思うところが薄く(ダークエルフ・ブロント)、というところがある。あえて、なのかもしれませんが。 「少なく」だと解りづらいかな。例えばマゼンダが「なぜテミが、ブルースを捨てたのか」教えて欲しいと問うが、ここまでに以前のテミとブルースの関係があまり細かく書かれていないためこのマゼンダの問い(しかも暴挙だと自覚している)ものが理解しがたい。感情が爆発するまでの過程が少ない。 また、ガンダイルがコルの為に怒るシーンも、ガンダイルがコルをそこまで好意的に思っていた、ということがそのシーンになってから解るため、感情が唐突かな、と思える。 □ここの「感情が唐突」なところが、こうやって各サイドに視点を振って書く形式で行われると、全てが解っている作者に読者が置いていかれる(前記した感情、展開など)可能性が出てくるため、懸念事項であると考える。
■進度的な問題、または核心部分をあえて避けているのだろうか、それぞれの勢力の意図がはっきりしていないので話の筋が見えにくい。 また、これは前述の項目とも関連する。 話を各サイドで分けているのだが、現時点では人間サイドがどうしても「人間サイド」ではなく「キャラ」で動いている感覚が否めない(主人公が特にいない、リーダーらしいリーダーがいない、というのも一因かもしれません――ここは主観の面があるかもしれない) □ただ核心部をあえて避けて書く事は、読者に先を気にさせるテクニックであるといえる。これは前述、最初の項目にも関連する。核心をあえて避ける、小出しにする、という方法はこちらの面では良い効果を生んでいる。
■NO44「いみじくも」の用法?調べたところ「適切に」また「悲しい」などの意味だったので、文章と一致しないように思える(読解力不足?
■心理・情景描写ともに多めではあるが改行が多く読みづらさはあまり感じない。
□カーボンさん ■リンの敬語の曖昧さがキャラなのかどうかよくわからない。 ■キャラクターの地の文で、何かの説明をする際の文章の句読点が少なく、あまり練られていない印象を受けた。また簡潔になりすぎている部分があるように感じる。 『ぶつけたところをさすりながら目をあげると時計を持った女性。 女性は二つの三つ編みを作った黒髪に漆黒の瞳でメイド服を着込んでいる。』 『ただの宝石のようだが大量の魔力が込められたマゼンダ家の家宝だ。 死んだ人間も生き返すという伝説も母に教えてもらった。 生き返すというのは魔法の域だから有り得ないと思うが瀕死なら一瞬で治せると思う。』 など。
■ストーリー展開。 まだ30ページ程であまり言える事は多くないが、起承転結で言う「起」である第一章に、読者を引き込む力があまり感じられない(ほのぼのな雰囲気を楽しませるなど、「そういった」小説ではないのに、特筆する出来事がない) また、城に行ったところで意味深な会話が続くが、その際でのマゼンダの心理描写が薄いためか、同章の終わり方も次章への期待を煽るのには弱い。 五分でクロエの家に着くならばクロエの家までおぶって行くという選択肢はなかったのだろうか、と思える。 またバラバラ死体を見た後にいかにも怪しいギャラックがいたらもっと気になるのでは?
□まだあまり小説自体が進んでおらず、ストーリー展開的な観点から見ることができるものが少ない。
■NO9「……時間通りか」は特に文句ではないと思う。
■NO21会話で「やるせなくて」「天と地ほどに差が」「酷く安心して」などはクロエというキャラから発される言葉として不自然に思える。
■キャラ設定。ミドリさんだけ浮いているように思える。(いや、こういうキャラスキですけど・おいといて)ひとりにあまりに多くの要素を取り入れすぎている?そして書きたいことをそのまま書いているだけ、という印象。
■本当に恐ろしい状況をバック転でよけるというのは疑問。アレは一瞬相手を見られなくなりますから。
■NO17「普段は」の後の文章が恐らく抜けている。
■会話と描写のバランス、また使われている語彙は標準的で読みやすい。
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あやめさんに投票します。 決め手は「小説の構成、展開」です。 あやめさんは、怪しいところや物語の核心に触れるところを小出しにしたり、あえて触れなかったりという読者が「先が気になる」と思わせる工夫があった。「ブロント」の存在が大きな秘密となっており、これもその効果を生んでいる。
また、カーボンさんの小説は起承転結がある「小説」と見たときに少し展開が少なすぎて、失踪事件についての伏線であろうところがまだ評価できない点が多かった。 ほか前述のとおり、ストーリーの流れとして自然でないと思われる点が見えたところや、第一章の展開。
お手間をかけさせて申し訳ありません。これでよろしいでしょうか。 問題がございましたらお手数ですがまたご一報ください。 それでは失礼しました。 |
Re: 第四回小説リーグ投票... - 姫蚕 2009/03/04(Wed) 01:21 No.129  |
>木ノ火さん はい、OKでございます^^ 難しいかもしれませんが、大体がガツッと書いてくださればOKになりますんでw |
Re: 第四回小説リーグ投票... - 月祢 2009/03/14(Sat) 13:31 No.130  |
第一試合
・あやめ様 三人称視点に挟まる心理描写が非常に自然で素晴らしい出来栄えかと。三人称から心理描写に変わる挿入部が分かりやすく、混乱を生じさせない作り。 情景描写に不備が少なく、場面を想像することに難がありませんでした。容姿を簡潔に、且つ分かりやすく表現されているのも非常に良かったです。 ただ、一部文が長くなりすぎる傾向にあるようです。 >>(No,22)感度が非常に高く設定されたマイクを口の中に入れんばかりに声帯に近づけてありったけの大声で声を吹き込んだような音が、壁をも震わせる。 まず、一つの文章にこめられた説明要素が多い。 『感度が優れたマイク』『「音」≒「大声」+「口の中に入れんばかり〜」+「大声」+「声を吹き込む」』『壁をも震わせる』 これらは、いくつかに分けて描写したほうが、より分かりやすくなるかと。また、言葉の重複に違和感。 >>ありったけの大声で声を吹き込んだ の部分。“大声で声を吹き込む”と言うのはややひつ濃いイメージ。大声なのですから声を吹き込むことは当たり前。 大声は声以外にありえない表現なので、言葉の重複となり語感も良くありません。 当たり前の部分の言葉を省くことで、より簡潔で洗練された印象が強まるかと。 一部、誤字や意味を誤認している言葉が見られました。 文と文を「が」で繋げている文がよく見られました。長い文をより長くしてしまうことで、少々分かり辛い表現に。 物語の構成は非常に上手く練られていました。読者を引き込む手段を心得ており、またあきさせない努力も見られました。 読者の好奇心を擽るように、核心へと近付いていく過程が非常に素晴らしい。 キャラの個性派強すぎず弱すぎずと言った所。各々の特徴に不自然さがなく良かった。 けれど、主要なのかと思われた人物の影がやや薄く感じられてしまう部分は少しばかり残念。 その分、自然な人間関係が描かれていたのは好印象でした。
・カーボン様 説明口調の文が多かったという印象。 必要な文であることは分かりますがもう少し読者の興味を引き、尚且つ最低限の量に納めることは出来なかったのでしょうか。 また、説明的な要素を含む文の語尾が「た」で終ることが多く語感が良くありませんでした。 No,5の世界観の説明的要素を含む文では、「た」が連続していました。 又、マゼンダがリンの話を思い出しているにしては少々口調がきつく、違和感。また、固有名詞が多く入り込めない。 世界観を見せる手法は他に幾らでもあるはずです。キャラに語らせる、又は回想風に持ち込むのは読者をあきさせる可能性があるので控えた方が宜しいかと。 描写は可もなく不可もなくといった印象。流れで書いているようにも取れる文章は読みやすい反面、内容が薄い。 会話は芝居かかっており、現実味がありません。( )で示されている心理の部分も同じく。 ( )で囲うか囲わないかの基準も曖昧で必要性が感じられず、かえって邪魔になっています。 >>(No,9)いつからだろうか。 百万の犠牲から建った血の城と言われたのは。 日本語的に少々おかしい。「いつ」は時間に対する疑問を示す不定称の指示代名詞。からは目的・目標を表します。 いつからは、それ以降継続されている事象を示すはずですので、「言われたのは」と後に続くのは非常に不可解。 「言われた」はその時点で完結されております継続されている事象への時間に対する疑問。その答えとしては相応しくありません。 「言われ始めたのは」「呼ばれだしたのは」「言われだしたのは」等が適切かと。 また、他にも日本語的におかしい文が幾らか見当たりました。推敲なされていない印象。 キャラの個性は、味付け程度でしかなく中身が伴っておりませんでした。
投票はあやめ様に。 決め手は自然さとリアルさ。 あやめ様の作品は、描写の不備が少ないが故に場面がきちんと確立されており、その場面で動くキャラ達にも不自然さがありませんでした。 個々に与えられた性格を上手く書き分け、キャラ一人一人がしっかりとしています。 会話文には、口調だけでなく内容もそのキャラに合っており非常に自然且つ、現実味をおびていました。 対して、カーボン様。 描写から少し不自然な部分が。説明口調が多いせいもあるのですが、視点となっているキャラが見えない。また、個性が薄い。 世界観を表に出そうとしているのかもしれませんが、そこに登場する主要キャラが薄いのでは意味がない。 また、上記でも述べたのですが、台詞がすべて芝居がかっており偽物臭く現実味が薄い。心理描写も同じく。
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Re: 第四回小説リーグ投票... - 春泥 2009/04/10(Fri) 23:39 No.131  |
第一試合
>>あやめさん
描写が上手い。状況を見せつつ、心理も丁寧に描いている。また、テミとルファの二人の場面では互いによって互いのキャラクターが描かれている。これは上手い。 その分、他のキャラクターが若干雑か。コル、ガンダイルはただ居ただけのよう。性格を上手く描けていなかったし、テミとブルースの関係もいまいち掴みどころがなかったのに、展開だけが追っていく。 そのためか、ミドリ自身の名前が会話で出てから説明等の形を取らずに、突然地の文で現れる。描いている対象は分かるものの、文章としては良くない。 また、個人的にどうしても気になる部分が一つ。 >極力静かな声で交わされる言い合いは、同じ場所をメビウスの輪のように回り続けていた。 ここで、メビウスの輪をわざわざ使う必然性が感じられません。メビウスの輪は表裏の区別ができないだけで、同じところを回り続けるということの比喩としてはいまいち。 しかも、一文が長くなってしまうという点もある。ここに限らず、一文が妙に長い箇所は多数存在した。テンポや読者に理解させる面からも不親切と言える。 だが、物語の設定自体は他にないものである。そこは筆者の独創性を感じるが、やはりページ数の割にまとめ切れていないとも言える。 それは、キャラクターの背景を描いていないために起こりうる、物語の展開に読者が置いて行かれる構図。 いくつもの種族を同時に描き、またブロントを使って暗示的な文章を繰り返し続けた挙句、ブロントを物語の軸とする構造は見えるもののキャラクターが見えないようになってしまった。 これからの展開で一気に回収したとしても、前半のキャラ設定の浮遊感はぬぐいきれない。
>>カーボンさん
どうでもいいことですが、最近ネットでもリアルでも作中に『クロエ』という名の女性が良く出てきます。何かの暗示ですかね(笑 描写は、ところどころ首をかしげるミスがあったが、安定はしている。標準やや上、といったところになるのでしょうか。 物語の展開に関しては、冒頭のリンとの会話がテンポよい。しかし、その分後半が物語の都合上つけられた会話臭くて、残念。 もう少し工夫をして書かれていたら、また違った印象を読者に抱かせることができただろう。 また、伏線の回収具合も中途半端。 前半のマゼンダ視点が生かされずに、後半のブルース視点だけがサクサクと進んでいく。前半がモヤモヤしたままなので、読み進めていても先を読ませるというよりも、読者を置いていってしまう。 そのために、感情移入等がしづらかったり、展開についていけなかったりする。この後一気に回収する手もあるが、それでも、伏線が多いので後味が悪くならざるを得ないだろう。
投票ですが、あやめさんで。 理由は、小説の見せ方。 あやめさんは、キャラ設定が見えなく、展開に大きな説得力を持って見せることはできなかったものの、独創的なストーリーと暗示的な文章によって読者に物語を見せることはできていた。 カーボンさんは、どうしても前半のマゼンダ視点の生かされなさが痛い。これから生かされるにしても、ブルース視点だけサクサクと展開し進めてしまったが故に、読者を待たせすぎてしまった感はぬぐいきれないだろう。
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Re: 第四回小説リーグ投票... - 鬼神の眼 2009/04/13(Mon) 00:00 No.132  |
投票です。間に合うのかな……。
あやめさん>> ・描写は情景、心理ともに巧みだが、特にシリアスな場面での情景描写は特筆に値するのではないだろうか。キャラクターの心理とも掛け合わせて自然な雰囲気を作り出していた。 ・小説としてのテンポは決して良いとは言えない。描写がしっかりしている分、読み手を選ぶのではないだろうか。 ・伏線の張り方がとても丁寧。推理小説にも似た感覚。読者に取っては先が非常に気になる。ただ伏線を増やすのではなく、解決を適度に与えているのもよい。 ・キャラクターは過不足がない。その分強烈な印象も感じない。無難ではあるが、その設定を生かし切れていたため物語のキャラクターごとの関わりはしっかりしていた。 ・世界観は王道とまではいかないもののやはり見られないものではなかった。が、丁寧な描写と調和して、独特の雰囲気を作り出していた。
カーボンさん>> ・描写は一貫して安定している。が、少し機械的な文章が入ると違和感を覚える。なんとなく説明的な部分が多い。 ・伏線の張り方はいまいち。先が気になるような配置ではあるものの、解決の仕方が上手くない為、あまり引き込まれていく印象を受けない。 ・展開は矛盾こそ少ないが、テンポが揺れるのはマイナス。描写が安定している分展開のテンポが悪いと読みにくさに繋がる。 ・キャラクターの個性をあまり気にしないように見える言葉遣いに違和感。もう少しその辺りは練るべきではないだろうか。またそれぞれの性格などもあまり一貫したものではないものに思える。 ・表現の手法が一定過ぎる。雰囲気を出す為なのかもしれないが、違和感は拭えない。推敲を加え、起伏に富んだ文章にすべきでは。
投票はあやめさんに。 決め手は小説としての完成度。 カーボンさんの小説は表現の単一、伏線の張り方や解決の仕方など、未熟な面が非常に多かった。 対してあやめさんは表現が非常に豊か。伏線の張り方や解決は自然かつ読者を引き込むものだった。 以上のことを決め手に、投票させていただきます。 |
Re: 第四回小説リーグ投票... - 姫蚕 2009/04/13(Mon) 17:33 No.133  |
さてさて、リーグの締め切りです。
あやめ 4票 カーボン 0票
これであやめさんの小説は2部リーグへと昇格いたします。 当リーグは3部リーグが鬼門であり、2部リーグに昇格するとなかなか落ちにくいと言う性質をもっていますが、それでも1部と2部との間にも大きな壁があるといえるでしょう。 そう言う意味でも、今後が楽しみでありますね^^ |
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