----The first, sweet time----





いつもと同じように部活が終わる。

皆、身支度を終えて次々に帰宅していく。



「日吉、鳳、戸締り宜しくね。」

「あ、はい!お疲れ様でした!!」

「わかりました。おつかれさまでした。」



滝先輩はそういうと「お疲れ」といって部室を後にした。

部室に残っているのは俺と・・・・・・鳳だけ。

部室の扉が完全に閉まって、足音が遠のくのを確かめてから鳳が俺のほうに振り返る。



「今日も疲れたね〜」

「あぁ。早く着替えろ。暗くなるぞ。」



まだユニフォームを着たままの鳳にいうと、慌てて着替えを始める。



「あ、うん。・・・・・ん・・・ハァ・・」



ただの溜息・・・・・・

それだけのはずなのに・・・・・・

体温が上昇した。



「・・・・・・!!!!!こ、此処暑くないか?!」

「え・・・そう?」

「き、気のせいか・・・・?ほ、ほら早く着ろ。風邪引くぞ!」

「うん・・・あ、日吉、顔赤いよ!?」

「幻覚だ!!ほら、早く着ろ!!」



知らないうちに紅くなっていたらしい顔を鳳からそらす。

まだ何も着ていない鳳が俺のほうに来る。

な、なんでこんなに・・・・いつものことなのに・・・・・・

身体が熱くなるんだ・・・・・?



「で、でも!!風邪引いちゃったんじゃない?」

「・・・・・・!!!!!」



突然視界一杯に鳳の顔が広がる。

驚いたのと、自分の中のこのわけのわからない気持ちが爆発するのを抑えて勢い良く後ずさる。

そんな俺の行動に鳳が目を見開く。



「日吉!?」

「た、頼む!!近寄らないでくれ!!!」



俺がそういうと、鳳が悲しそうな顔をする。

そんな鳳の顔を見たくない。

でも、このままだととんでもない事をしてしまいそうで・・・・・

辛いけれど鳳が近付くのを手で制する。



「え・・・なんで・・・」

「お前のことが好きだからだ!!!」

「日吉・・・俺も好きだよ!」

「だから近寄るなといっているだろう!!」



徐々に近付いてくる鳳。

それから逃げる俺。

狭い部室の中で追いかけっこになる。



「なんで・・・俺の事好きじゃないの?」

「好きだ!!!だけど・・・・・・近寄るなぁ!!!」

「なんでよ!?!?なんで傍に行っちゃいけないの!?」

「お前のことを・・・・・その・・・・・・えっと・・・・・・」

「・・・何?」

「だから・・・・来るなといってるだろ〜〜〜!!!」

「わっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



一気に距離を縮めて俺の目の前に鳳が立つ。

身体中の血が沸騰したように熱くなる。

堪えられなくなって、俺は無意識のうちに鳳を突き飛ばした。

鳳は尻餅をつく。

今まで俺はこんなことしたことなかった。

鳳が・・・・・泣いたのも始めてみた。

俺は慌てて鳳に手を差し出す。



「あ、わ、悪い!!!だ、大丈夫か?!」

「・・・・・・・・・日吉・・俺の事好きって言ってくれたのに・・・なんで?」

「あ・・・・・・う・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・」

「日吉!?」



いつもは俺が見上げることになる身長差。

が、鳳が座っていることによって上目遣いになる。

何かを抑えるために俺は勢い良く後ずさり、ロッカーにぶつかる。

俺の反応を見て、鳳が心配そうに近付いてくる。



「た、頼むから・・・・・・・・近付かないでくれ・・・・・・そのカッコで」

「格好って・・・・俺いつもと同じ格好だよ?」

「う、上を・・・・・・・頼むから・・・・・・着てくれ・・・・・・」

「え、あ、うん!わかった!!」

「やっぱり・・・・・・着なくていい。」

「え・・・・日吉?」



俺は着替えようと後ろを向いた鳳を背後から抱きしめて行動を止める。

抑えていた感情が・・・・・・切れた。

この感情がなんなのか俺にはまだわからない。

でも・・・・・・何をこれからしようとしているのかは・・・・・・

頭のどこかでわかっていた。

急に態度が変わった俺に、鳳が戸惑う。

けれど・・・・・俺は止まらなかった。



「お前がいけないんだぜ・・・・?来るなといったのに・・・・・・」

「え、え!?」

「長太郎・・・・・・・・」

「ぁ・・・若・・・」



俺の言葉に鳳が紅くなる。

名前を呼ぶと、真っ赤になって俺の名を呼ぶ。

それを了承ととって、長太郎を机の上に押し倒した。

覆いかぶさるようにして長太郎の前に立つと、抱きついてくる。



「愛している・・・・・・」

「あ・・・・・俺も・・・愛してる・・」

「先に言っとくが・・・・・手加減なんて器用なこと・・・・・・出来ないからな。」

「ぅん・・・・」

「長太郎・・・・・」

「ん・・・・」



耳元で囁くように話しかけると、いつもより半音高い声で返事を返す。

触れるだけのキスじゃなくて・・・・・・深いキスをする。

長太郎の目が潤む。

俺は長太郎の声が聞きたくて仕方がなかった。



「どうして欲しい・・・?」

「え・・・・あ・・・・もっと・・・・・・さわって欲しい」

「どこを?」

「・・・・・・・・・全・・・部・・・」



尋ねると、真っ赤になりながら囁くような声で素直に言う。

首筋に顔を寄せて・・・・・舐めあげる。

静かな部室に荒い息遣いとピチャピチャという音だけが響く。



「可愛いな・・・・長太郎は・・・・・」

「ン!・・・ワカ・・シ・・」

「チョウタロ・・・・・・」

「あっ・・・」



俺が舐めるたびに長太郎の身体が跳ね上がる。

徐々に下へ、下へと降りていく。

左胸に触れた瞬間、長太郎の身体が激しく跳ね上がる。

俺は意地悪く笑う。



「ここが・・・・・いいのか?」

「ん・・・ィィ・・・」

「素直だ・・・・・・」

「ン・・・あっ、ヤ・・・」



意地悪く執拗に左胸を攻め立てる。

口では嫌がっているが、身体は素直だ。

長太郎のズボンの前が持ち上がっている。



「そろそろ・・・・・ズボンの前、キツそうだな?」

「ア!・・・ダメ!!」

「今更・・・・・だろ?脱がしてやるよ。」

「ヤ、ヤダ!日吉!!!」



俺がわざわざ言うと、恥ずかしそうに手で隠そうとする。

その手を振り払って、一気にズボンを下ろすと勢い良く長太郎自身が出てくる。

長太郎はどうにか隠そうと身を捩る。

けれど、そんなことさせるわけがない。

長太郎の足の間に立って阻止する。

いつもの自分からは考えられない。

鬼畜な自分自身に笑える。



「ッフ。もう濡れて・・・・・・そんなにヨカッタのか?」

「ヤ、ヤダァ・・・」

「ヤダなんて・・・・・ココは言ってないようだけど?」

「あ!!・・・ッ・・ンン」



指でツゥと撫で上げると、長太郎が一層紅くなって身を捩る。

ソコはより熱を帯びて、先から透明な蜜を溢れさせていた。

俺は蜜を絡ませるようにして長太郎自身に指を動かした。

指が動くたびに長太郎の口から喘ぎ声が漏れる。

快感に震える長太郎が可愛くて、耳元に口を寄せる。



「・・・・・・・・可愛い・・・・・・長太郎・・・・・・・」

「日・・・吉・・・・」

「名前で呼べよ・・・・・・・長太郎・・・・・・・」

「わか・・・・し・・・・」

「いい子だ・・・・・・・・」

「ッ・・・」

抱きついてきた長太郎を片手で抱きしめながら、もう片方の手を長太郎の背後へと回す。

下へ、下へ・・・・・秘部へと降ろしていく。

長太郎自身から溢れ出した蜜で濡れた指をゆっくりと入れていく。

長太郎が息を呑み、身体を硬くする。

俺はそんな長太郎の耳元に口を寄せて囁く。



「力を抜いて・・・?痛いことはしないから・・・・・」

「ん・・・ふっ・・・」

「そう・・・・・・俺をかんじて?」

「ん・・ア!ワカ!・・あっ」



俺が囁くと、長太郎は一生懸命息を吐きながら力を抜こうとする。

ゆっくりと中の指を動かすと、長太郎が身を激しく捩る。

クチ、クチっと水音が卑猥に響く。

長太郎は俺のシャツを強く握る。

俺はその手を握る。



「指、増やすよ?・・・・・・・辛いなら俺にしがみついて・・・・・」

「うん・・・ック・・んん!・・ッア!」



俺の首に長太郎は腕を回して抱きつく。

指を増やすとグチッという音と共に指が飲み込まれていく。

クチュ・・・・ピチャ・・・・

わざと音を出して、聴覚からも長太郎を責める。

秘部も大分ほぐれ、長太郎自身もヒクヒクと痙攣している。

そろそろ・・・・・いいだろう。



「長太郎・・・・・・・・・・・どうして欲しい?」

「・・・・・わ・・・若が・・・欲しい・・・・」

「よく出来ました。じゃ・・・・・いくよ・・・・・・」

「ぅん・・・キテ・・・・・」



瞳が涙で潤んでいる。

それでも、俺に笑いかける。

自分自身を秘部にあてがう。

長太郎と視線を合わせる。



「長太郎・・・・・・・・」

「アッ!?・・・っく・・・うっ・・・・」



名前を呼びながら身を沈める。

グチュと音と共に長太郎の中へと入っていく。

長太郎の瞳から涙が零れる。

動くのをやめて、長太郎の顔を覗き込む。



「大丈夫か?無理なら・・・・・・やめるぞ?」

「ううん・・・・大・・丈夫・だから・・・続けて・・・?」



俺は長太郎の中に深く自身を進めていく。

中は熱く、そして俺のものを締め付けてくる。

味わったことのない快感が電撃が走るように俺の中をめぐる。



「・・・・・・・・長太郎の中・・・・・・・・・スッゲ・・・・・・・・・・ッ!!」

「・・・アッ・・若!・・・んぅ!」

「チョウタロ・・・・・・・・」

「若・・・ハッ・・あ・・ぁ・・・」

「愛して・・・・る・・・・・・」

「お、俺も・・・あっン・・・ん・愛・してる・・・」



長太郎も俺も快感に溺れていく。

どちらからともなく深く深く口付けを交わす。

徐々に動きが早くなる。

グチ・・クチュ・・クチ・・クチュ・・

擦れ合う音が共に絶頂が近いのをわからせる。



「一緒に・・・・・イクか?」

「ぅん・・・一緒・・・イク・・・アッ・ワカッ・・・ん」

「ちょうた・・・・・・・ろ・・・・・・・・・ック・・・・・」

「わ・・か・・・ァアアア!!!」

「・・・・ッッッッ!!!!!」



長太郎が絶頂に達すると中がさっきよりも俺を締め付ける。

俺も長太郎の中に全てを吐き出す。

秘部から受け止め切れなかった俺のものが溢れる。

暫く二人して抱き合ったまま動けなくなる。



「大丈夫か・・・・・・?長太郎?」

「ハァ・・ハァ・・・ん・・・・平・・気・・・」

「悪い・・・・・・大切に・・・・・・・しようと思ったのに・・・・・・」



全て終わり、我に帰る。

大切だから・・・・辛い想いをさせたくなかったのに。

痛い思いをさせて・・・・・泣かせてしまった。

沈んだ俺の額に鳳が自分の額を合わせる。

そして俺の瞳を覗き込むように見る。



「ううん・・・嬉しかった・・・。」

「え・・・・・・・・」

「若と1つになれたから・・・。俺、嬉しかったよ」



そういっていつもの笑顔を見せてくれる。

鳳の笑顔につられて俺も口元が自然に浮かぶ。



「長太郎・・・・・・・・・俺もだ・・・・・・」

「若・・・もう一回・・・キスして?」

「お気に召すまま。」



深いキスではなく触れるだけのキスをする。

頬を少し紅くしながら笑い出す。



「ん・・・エヘヘ」

「・・・・・・ッフ。何がおかしい?」

「へへ、なんでもない。」

「変なヤツだ。」



二人で笑い合っていると、外から靴音が近付いてくる。

何も纏っていない鳳をかばうように俺が前に立つ。

部室の扉が開く。



「まだ、誰かいるのか?」

「か、監督!!」



俺と鳳の状況に監督は目を見開く。

が、何もなかったように後ろを向いた。



「おおと・・・・・・・日吉、責任持って送るように。帰ってよし!!」

「はい!!」

「あ、有難う御座いました!!」



監督の足音が完全に聞こえなくなったのを待ってから鳳が服を着るのを手伝う。

そして、見なかったことにしてくれた監督に感謝しながら

部室を二人で後にした。



















----あとがきと書いて言い訳と読む----

初R18が日鳳です。

会話をしている最中も、文章に直しているときも・・・・赤面しっぱなし。

文章はもう裏18禁サイトを回りまくって調べてみたり。

赤面しながら何拘ってんだよとかツッコミ不可。

いつでもどこでも全力投球です。

これからR18をやるとしても・・・・自分が攻めをやる限り、鬼畜になることは間違いなしです。(笑)



OROTIサーバー C